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【12/16(土)18:30~22:00「東京ワーク参加募集」(夜間開催)】  

2023/11/28

*****  Rubin’s work  東京ワーク開催日時のお知らせです。


ワーク1 ワーク2


◆12/16(土) 18:30~22:00
※今回は夜間のみの開催となります。

場所は東京都中央区、参加条件等の詳細はメルマガにてご案内しております。

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◆今回は、

【基礎】
・一瞬で集中に入る軸と姿勢
・どこにも居座らない座法
・呼吸の秘伝的ライン
・丹田のポイントと集中の奥義
・対象のない祈り
・内部の目へのシフト

【実践】
・4つのエネルギーライン
・ハートの触覚を開く
・肉体から起きる祈り
・純粋な意志を抽出する
・インテンションの直利用

をテーマにワークを行なっていく予定です。
(内容は参加者さんの状況によって変更となる場合があります)


◆直近に開催したワークの様子

⇒ #肉体と意識、4つのライン 【11/25(土) 東京ワーク ~所感と解説~】

⇒ #ハートのヴァイブレーション増幅術 【10/14(土) 東京ワーク ~所感と解説~】


◆限定ワーク動画

【実録!~「空」として在ること~】


【拮抗するポイントで空に浮くには】



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をお読みのうえ、まずは以下のフォームからメルマガのご登録をお願いします。


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※参加者一人一人の身体とエネルギーを見ていくため少人数性となっております。
参加希望の方が多い場合は先着順とさせていただく場合がありますことをご了承願います。


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ワーク3


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#肉体と意識、4つのライン 【11/25(土) 東京ワーク ~所感と解説~】 

2023/11/27

11/25(土)東京にてワーク開催しました。


ワーク2
手の腱で空に浮く人々



【ステップ1】 物理的な拮抗から中心に浮く、基礎的インストラクションの一コマ。
物理的な基礎から具体的なステップを踏み、意識単体で中心に浮くところまで
がワンクールになります。




【ステップ2】 以前公開したこちらの動画のインストラクションが第2ステップ。


今回のワークでは次の第3ステップに進み「中心の断続」の見方を体感していただきました。

これを体得すると、肉体に同化せずにエネルギーの圧と移動を「見る」ことが可能になります。

エネルギーが見えるようになると、肉体の構造が明確になり、肉体そのものをそこに置いておけるようになるのです。


【デフォルト状態の組み換え】

前回(⇒ #ハートのヴァイブレーション増幅術 【10/14(土) 東京ワーク ~所感と解説~】
の応用で身体の4つのラインを意識化していただきました。


まず、唾液を飲み込むときにクッと持ち上がる口蓋のもうひとつ奥を意識します。

そして、鼻から吸った空気を上咽頭付近に向かって水平にぶつけるようにします。


空気をぶつけた箇所の裏側は普段意識することがありませんが、この空間を意識化し、
盆の窪空間を開ける感覚とリンクさせます。

リンクがピタッと決まると、頭蓋骨が内側から立体的に開く感覚と目がパチッと開く感覚がするでしょう。

この状態を、瞑想時のみならず日常からデフォルトにするべく組み替えていただきたいのです。


【自意識の表層と肉体のライン】

上咽頭裏の空間(解剖学的な空間ではなく意識で開けた空間)が意識化できたら、水を飲んでみます。

すると、ふだん無意識に水を飲んだときよりも食道の後ろ側の壁が意識できると思います。

この意識で水を飲み、水の感覚が消えるポイントを探ります。


次に、寝落ちするときの感覚を水が落下するラインとリンクさせて丹田までストンと落とします。

水の感覚は胃の辺りで消えてしまいますが、肉体とイメージの境界を通り抜けて丹田まで落とすようにするのです。


これは身体前面の意識の落下であり、自意識の表面的なレベルしか落とせません。

肉体に近い自意識を、食道・胃・腸を通じて文字通り肉体で飲み込んで落としています。

このように身体前面に意識が偏っていると、瞑想でも肉体で落としきれない自意識が残り続けてしまうのです。


ワーク1


【意識の筒状ライン】

次に、内部の目(松果体の辺り)の裏側を意識し、自意識と癒着しているエネルギーの圧のような塊だけを
先ほどの上咽頭の裏の空間にスルッと落とし込みます。(通常、この箇所が意識化されている人は稀です)

これを、水平に引き込んだ呼気の圧にリンクさせ一緒に落下(解剖学上の呼気の気道とは別)させます。

落下のラインは先の食道より後ろで、ここは解剖学的に道があるわけではなく、実際の呼気は食道より前の
気道を通り肺までしか入りませんが、上咽頭裏の空間が意識化されていれば、自動的に筒状のラインが出現します。

このラインから自意識を落下させると、無意識の気絶が起こらず、気づきをキープしたまま丹田の深いところまで
入ることができます。


【クンダリーニラインとエネルギー移動】

集中が深まり気づきが研ぎ澄まされていれば、この時点で呼吸はほとんど止まったような微細なものになりますが、
ここではあえて呼吸を止めずに肉体意識をキープし、さらに背骨の内側のラインを通るエネルギーを観察します。

背骨の内側のラインは、いわゆるクンダリーニが通る道になりますが、普段から常にエネルギーは上下しています。

前回のワークでも行いましたが、エネルギーの移動を「見ること」と連動させられるようになると、眼球の微動とリンク
させエネルギーを能動的に上下に移動させることが可能になります。

無から能動的にエネルギーを起こすのではなく、尾てい骨から自然発生するエネルギーの上下の流れからある一点
の圧を切り取り、その圧の移動の速度を「見ること」によって能動的に変えられるといったほうが近いかもしれません。
(ただし、座禅中はこのエネルギーを能動的に動かさず、頭頂に抜けていくままにしておきます)


【エネルギーを「見る」】

体の内部のエネルギーの圧は「感じる」のではなく「見る」(正確にいえば「感じている」ことを「見ている」)のです。

例えば、握り拳を目の高さにもってくると拳が目の前に見えますが、目はまっすぐ前を見たまま拳だけ下に下げると
視界から拳の像は消えます。

このとき、拳が視界から消えても拳が見えていたときの目の使い方をそのまま「置いておく」と、拳の中心の感覚は
視界に入っていても消えていても同じように在り続けているのを「見ているもの」に気づきます。
(視界に映る物理的な在る無いといった視覚に囚われ感覚に引っ張られると「見ているもの」は気絶するのです)

このように、見えない内部感覚を「見る」ようにしてください。


【4つのラインを意識化する】

以上を整理すると、身体前面から見て


1.解剖学上の呼気の気道ライン(上下移動) ↑↓

2.上咽頭⇒食道⇒表丹田のライン(下移動)

3.内部の目の裏⇒上咽頭裏の空間⇒裏丹田のライン(下移動)

4.頭頂⇒盆の窪の空間⇒背骨の内側⇒尾てい骨のライン(上下移動) ↑↓

これら4つのラインがあるということになります。


これらの無意識の癒着に気づき、それぞれ同時並列で上下していることを意識化できてはじめて、肉体を
構造のままそこに「置いておける」ようになるのです。


【エネルギーと呼吸法】

ワーク中に参加者さんから「エネルギーラインを見るとき、呼吸法を使わないのですか?」との質問がありました。

クンダリーニに特化した修行体系では、呼吸を使って力技で管を「こじ開ける」ことがありますが、その方法だと

1. 全身のバランスが取れていない場合にエネルギー偏差を起こすことがある

2.「この自分がこじ開ける」という能動感が抜けない

3.肉体の粗いレベルのエネルギーに偏る

といったデメリットがあります。


もちろんエネルギーラインは呼吸と密接に連動しており、それぞれのラインを明確に意識化したうえで呼吸を
使ってパイプをクリーンにしておくことは有効です。

ただし、ワークの基礎段階では呼吸とエネルギーを別々にインストラクションしています。

肉体と意識が同化したレベルで4つのラインのそれぞれのベクトルが不明瞭なまま同時並列で意識化しよう
とすると混乱するからです。


そのためワークでは準備段階として、呼吸のライン・各ラインのエネルギーのベクトル(ラインごとに上下別々
に使う場合もあり)・全身の拮抗バランスを分解してお伝えしますが、あくまでもこれは肉体レベルの前準備です。

というのも、瞑想でエネルギーラインが本領を発揮するのは、呼吸がほとんど止まっているレベルの集中状態
(本当は止まっていませんが、肉体意識から見ると微細すぎて止まって見えているのです。ワークでは肉体と
イメージの境界でこのレベルの呼気がどこをどのように通るかを具体的にお伝えしています。それは「第三の気道」
とでもいうべきものです)において、前準備でクリーンになった各ラインのパイプを構造のままそこに「置いておける」
段階においてなのです。

⇒ 「第三の気道」ナビゲーションワーク参照記事 
(参照: 呼吸の先をたどって存在の奥のもうひとつ下に潜る / 物質と肉体の境界を観察してひとつ先を見る
/ スキャン&ダイブで肉体の限界点を突破する)



また、この段階においては過剰に強いエネルギーは必要ありません。

むしろ、集中が高まれば高まるほどエネルギーは微細になり、逆に微細であればあるほど明確なのです。

この段階においては、エネルギーはその人にとって必要な分だけが流れます。

すなわち、力技で覚醒しようとしても必要でなければエネルギーは供給されないのです。

「この私」はがっかりしたとしても、それは本当の意味での「信頼」の証しであり、ありがたいシステムだと
受け入れてください。

逆に、この信頼が受容できたときにエネルギーが供給されるのですから!


強いエネルギーは、肉体という型と生体を起立させておくために必要なのであり、クンダリーニが尾てい骨
から頭頂を抜けていくことは「肉体機能の目覚め(進化)」であって、突発的に昇ることがあったとしても
覚醒そのものではないということです。

ただし、認識の座の転化に特化した瞑想においては、クンダリーニレベルの垂直のエネルギーが自動的に
「水平方向」へ引き込まれ、認識反転の動力として転用されます。


このとき、パイプをクリーンにしていないとガガガガガッとジグザグに高圧がかかる感覚が起こるでしょう。

また、ラインが意識化されていないとエネルギーが昇ってきても頚椎の歪みで引っ掛かることがほとんどです。

ワークでは頚椎から頭蓋骨内部のラインの通し方をお伝えします。


カーテンフック

【肉体と意識 ・ 6つのアジャスターモデル】


プラスチックのカーテンフックを手元に用意しましょう。

ギザギザに沿ってスライドさせていくと、カチカチと鳴りながらギザギザの山を一つずつ移動していきます。


1. 上方向へスライドさせ、カチッと音がする「直前」で止めると、上方向へ圧がかかったまま次の山の手前で
引っ掛かった状態になります。これが「肉体と同化した状態」です。

2. カチッとカチッの間で僅かに動く遊びのある状態が「幽体離脱」あるいは「自発動運動」が発動する状態です。

3. 遊びの状態から下方向へスライドさせ(上方向へしかスライドできない仕組みのため)山の上部で引っ掛かって
止まる状態が「瞑想時に体が動かなくなる現象の状態」です。

4. カチッと鳴る「音」の瞬間は、肉体と意識が一致した「ワンネスの状態」です。

5. 上記1234のそれぞれの瞬間に気づいているのがヴィパッサナーです。

6. 上記12345のそれぞれの瞬間の中心に成っているのが禅です。


あくまでもモデルとはいえ、それぞれを明確に体験したことがある方には見ただけで直接触れてくる感触があることでしょう。


ワーク3
ワーク前、謎のストレッチ


関連記事
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【11/25(土)18:30~22:00「東京ワーク参加募集」(夜間開催)】     

2023/11/04

*****  Rubin’s work  東京ワーク開催日時のお知らせです。

ワーク7777 ワーク8888


◆11/25(土) 18:30~22:00
※今回は夜間のみの開催となります。

募集締め切りました。次回は、東京にて12/16(土)開催予定です。
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・丹田のポイントと集中の奥義
・対象のない祈り
・内部の目へのシフト

【実践】
・内部の目と事象の消失点
・線形と非線形の中心
・イメージのズレを落とす
・3つの視点の気づきとシフト
・無限後退のパラドックス脱出

をテーマにワークを行なっていく予定です。
(内容は参加者さんの状況によって変更となる場合があります)


◆直近に開催したワークの様子

⇒ #ハートのヴァイブレーション増幅術 【10/14(土) 東京ワーク ~所感と解説~】

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#ハートのヴァイブレーション増幅術 【10/14(土) 東京ワーク ~所感と解説~】 

2023/10/15

10/14(土)東京にてワーク開催しました。

ワーク1
基本の軸をつくる人々


【エネルギーと目の連動】

今回のワークでは、エネルギーと目の連動を体感していただきました。

肉体と同化している意識ではエネルギーと目と気づきが無意識に癒着していますが、癒着を分解しエネルギー単体
で意識できるようになると、気づきと連動した眼球運動を利用して目的のセンター(アタマ・ムネ・ハラ)にピンポイント
でエネルギーを供給し活性化できるようになります。


この感覚をつかむためには、何段階かのプロセスを踏む必要があります。

まず、基本のワークとして「壁に指を押し当て、押しても押しきれない空白の中心」を見つけます。

空白が見つかったら今度は「手の平の中心をギュッと握り、握っても握りきれない空白の中心」を見つけます。

この空白の中心に意識を合わせ、拳が浮く感覚がしてきたら、感覚に任せてポカンとしていると、
勝手に拳が動き始めます。(この動きは「私の意志」ではなく、自発動運動にも近い「体の意志」です)


次に、拳をギュッと握ったまま腕を頭上にあげて腕の筋肉を意図的に緊張させます。

30秒ほど上にあげた後にストンと脱力して腕を落とすと、血液や体液がサーッと流れる感覚とともに緊張の
反作用でふわっと浮く感覚が起こります。

このふわっと浮く感覚を腕の外側に発散させずに内側の中心から意識すると、先ほどの拳の中心の空白と
同じものが見つかります。

これが見つかったら、最初はイメージでよいので空白を筒状に伸ばし、腕の内部(指先から肩まで)に通っている
感覚をつくります。


【気のボールと浮力】

ここで、この腕の空白はいったんおいておき、両手の平を擦り合わせてから離し、左右の手の平を向かい合わせ
たまま遠ざけたり近づけたりしながら中央に気のボールのようなものを練ります。

(このとき、近づけたり遠ざけたりする動きのどの瞬間にも手の平の中心に先ほどの中心の空白があるのを感じ、
押しながら引いているようなあいだに浮いているようにすると、ボールの弾性と圧がくっきりしてきます。
この感覚をつかむには、輪ゴムの両端に指を引っ掛けて引っ張ったり戻したりしつつ、そのどちらでもないあいだ
の空白を見つけるとよいでしょう)

このボールを圧縮していくと、水に浮かせた風船を上から抑えて沈め、抑えた手を離すとプカッと浮き上がるとき
のような、ベクトルを持つ浮力が生まれてきます。


この浮力と同じ感覚を、先の腕の内部の筒に入れ、筒の中を移動させたいのですが、まずはじめに眼球を
動かしながら指の先から肩まで腕の表面をなぞるように見てみます。

次に、意識を筒の中の空白に合わせ、眼球を動かしながら筒の空白をボールの浮力と同じ感覚が「見ること」
と連動して動いていくのを感じます。

それが出来たら、こんどは眼球の外側を動かさずに、眼球の裏側(眼窩の内側)の微かな動きだけで筒の空白
の中を動く浮力を見ていきます。


浮力を連続的に見ていると(本当は、眼球運動はカクカクと非連続的なため、筒の空白と浮力は両方とも非連続的
にその瞬間発生しているだけですが。肉体の目は構造上、完全に連続したエネルギーを見ることはできません。
逆にいえば、肉体に同化した人の目は、エネルギーが非連続のまま補正されないので意図的に利用できないのです。
エネルギーの通る空白の筒を潜在的にイメージできないので、クンダリーニも昇りようがありません。なぜなら
クンダリーニエネルギーは最初から決まった形を持つものではなく「そこに通れる道があれば通る」結果として昇る
ものだからです。「私たちの意識が肉体を作っている」というとき、意識が肉体の目と癒着していればイメージに
限界をつくり、目がエネルギーを分断させてしまうのです)、押し引きしながらプカッと浮き上がろうとする力が、
あたかも磁力の反発力のような感覚になってきます。

エネルギーそのものは、筒の空白を通る浮力のような力というよりも、磁力の圧の中心の細い穴をプシュッとかい
くぐる時に発生する電磁力の瞬発的なスパークの断続のようなものです。


【眼球運動とエネルギー】

眼球の裏側の動きとこのエネルギーの連動がつかめたら、こんどは眼球をその場所に置いておき、その後ろにある
「内部の目」と呼ぶところから眼球の運動を眺めてみます。

(内部の目そのものは実体はありませんが、肉体の目の2次元視から立体的な3次元視にシフトすると気づきの
センターとして自動的にこの位置に立ち顕われてきます。ワークではこの内部の目へのシフトを具体的にお伝えしています)


眼窩の空間に浮かぶ眼球を眺めていると「見よう」と意図した瞬間に眼球が動き、それと連動して目視(フォーカス)した
対象物のエネルギーが凝縮し、浮き上がるような感覚が発生するのを肉眼の後ろ側から観照できるようになります。

(内部の目は実体がないとはいえ、未だ肉体側に依拠するセンターのため、鑑照しつつもチラチラと内圧は変化していきます)

この感覚の断続をエネルギーの移動と連動させるのに、もはや眼球を意図的に動かす必要はなく、ごく微細な意図
が発動するだけでよくなります。

ここまできてはじめて、エネルギーを単体で見つつ意図だけで移動させる感覚がつかめるようになります。
(このような肉体的なプロセスを経ずイメージだけで動かす方法でも、イメージが具体的であれば多少は動きますが
感覚としては曖昧なものにとどまり、曖昧な部分を曖昧なイメージによって編集してしまうのです)


突発的に昇るクンダリーニはエネルギー偏差を引き起こしがちですが、エネルギーを具体的に意識で動かせるように
なると意図だけで背骨上下にエネルギーを通せるようになり、垂直のエネルギーを必要な量だけ必要なセンターへ
水平に分岐して供給できるようになるのです。


ワーク2
ハートをウラから取り出す人。


【ハートにエネルギーを引き込む】

今回のワークではこのプロセスをひとつひとつ辿ってつくっていき目と癒着した自意識をエネルギーに乗せて落とす
目的で利用しました。

自意識(注:自我の本体と自意識はまた別)は肉体の目と癒着すると「この自分が見ている」という感覚が発生しますが、
肉体の目から内部の目へシフトしたうえで自意識を内部の目まで引き戻し、さらに内部の目の裏側からエネルギー
に乗せて(くっつけて)下方向へ落とすと、目との癒着が剥がれた自意識は「自」が消えます。


この「自」が消えたエネルギーは下方向のベクトルなので、本来であれば背骨の内側を通って尾骨まで自然に
落としてしまえばよいのですが、今回は胸のセンターに引き込み活性化に再利用しました。

(各センターに水平に引き込むのは上昇エネルギーでも下降エネルギーでも利用できます。
通常はこれを無意識下で自動的にやっていますが、エネルギー単体で扱えるようになると意図的に引き込めるのです。
この水平の「引き込み」は、内部の目と思考の癒着を引き剥がすときにも使われますが、無意識的な人間は
頭部と胴体のエネルギーが頚椎で分断しているためエネルギーの意図的な上昇は下降よりも難易度が高くなります。
そのため、頚椎から頭頂ラインの意識的な開発が別途必要になってきますが、盆の窪の溝を開けて頭頂をピンポイント
で意識できれば思いのほか簡単に通るものです)


内部の目の裏からハートへ向かってエネルギーを下降させるときのラインですが、これを具体的に知るためにまず
水をごくんと飲んでいただきました。

ごくんと飲むときに、無意識であれば喉から食道を流れる感覚だけが意識されますが、ごくんの瞬間に水が口腔の
奥へ水平に引き込まれるときのクッと引きあがるポイントがあります。

このポイントのもうひとつ奥の上咽頭の辺りの空間を広げるような感覚と盆の窪の溝を開く感覚を連動させ、
内部の目の裏からその位置まですとんとエネルギーを落とし(このときエネルギーと一緒に上咽頭付近の引き上げ
を落とさないようにする)ハートの位置で水平に引き込みます。

エネルギーの通るラインは飲んだ水が通るラインと頚椎の内側の間です。


内部の目の裏から上咽頭までのラインの間はブラックボックスのようにモヤモヤして意識化できないかもしれませんが、
エネルギー感覚だけ単体で意識できていれば大丈夫です。

エネルギーのラインは物理とイメージの境界に立ち顕われてくるものであって、実体のある管ではないからです。

先に「ハートに水平に引き込む」と言いましたが、自分で引き込むというよりもハートの位置が明確に意識化できていれば、
ただフッと意図するだけで勝手に引き込まれます。


【ハートのヴァイブレーションとは】

参加者さん各自の思うハートの位置を指してもらったところ、高さはほぼ正確でしたが奥行きの位置が体の前面側
(前面から奥3センチぐらい)に寄っている方がほとんどでした。

これは「ハート」という概念が肉体感覚や感情に癒着していることが原因であり、概念レベルによっては間違いではない
とはいえ、ピンポイントにハートの源泉を指すのであればさらにその奥、背骨側から見て4センチぐらいのところにあります。

源泉ではごく微細なヴァイブレーションが発生していますが、この感覚に還るためにまず、フワーッと欠伸をしていただき、
欠伸の最後の最後に残るミーーンという痺れにも似た感覚を見てもらいました。

また、体の凝った部位をウーンと伸ばしたとき最後の最後の余韻で残るジーーンという震えのような感覚も見ていただきましたが、
ハートの源泉が肉体側に触れるヴァイブレーションは、それらの感覚の消えるか消えないかという境界の感覚に近いものです。

「琴線に触れる」という言葉がありますが、それはまさに弦のビーーンという響きのようなのです。
(ハートを意識しつつ胸の前に輪ゴムを持ちビーンと弾くと連動するのがわかります)


この純粋な響きは、肉体の粗雑な意識が混入すると感情と癒着します。

ハートは感情やイメージではなく、むしろ物理的な現象と直接触れているものです。

例えば、不意な出来事に心臓が浮遊感覚を伴ってドクンと打つことがありますが、その瞬間にジェットコースター
のマイナスGのような無重力感とともに心臓の裏側の空間がひっくり返って現象すべてに触れながら滑り出して
いくような感覚に近いかもしれません。


本来、ハート単体では現象を「見る」ことは出来ませんが、内部の目と肉体の目の癒着を引き剥がして自意識を落とすと、
ハートで触れている現象全体をハートの位置で直接見ているような感覚が起こります。

その感覚は、認識のセンターから見たワンネス感覚よりも触覚を伴う生々しいものです。

(ちなみに、人体の構造上アタマ・ハート・ハラのセンターの区分と感覚の違いがありますが、それらはあくまでもこの
肉体に同化した人間の認識です。例えば身体の輪郭を透明にして、これらの縦に並んだ3つのセンターを頭上から
俯瞰で見れば3つが重なってひとつの点としてあるだけですよね)


ハートの位置がピンポイントでつかめたうえで先のエネルギーが引き込まれると、ハートのヴァイブレーションのアンプ
(増幅器)機能が活性化し、触覚の精度が上がります。

これにより肉体的な構造への波及として、肋骨の間が開き肋間筋がストレッチされることで内圧の膨張に対応しようとします。


今回、この一連のプロセスを具体的に体感された方がいらっしゃいましたが「本当だ、自動的に肋骨が広がる!」
と驚かれていました。

実をいうと、このプロセスは微細な感覚を必要とするので一回では伝わらないかもしれないと思っていたのですが、
各参加者さんそれぞれに受け取っていただけたのは嬉しい誤算でした。

次回は、このハートの体感を「対象のない祈り」の本質につなげていければと思います。

ワーク3 ワーク4
祈りって、こういうことなんですよ。


関連記事
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【10/14(土)18:30~22:00「東京ワーク参加募集」(夜間開催)】     

2023/09/23

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ワーク321 頭頂ポイント


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募集締め切りました。次回は東京開催11/25(土)18:30~22:00予定です。
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・存在の深淵に滑り込むには
・中心の合一から脱中心へ
・現象の引戻しと離脱ポイント

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