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今後の方向性と裏話など 「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」

2018/07/31
「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」、おかげさまで予想を大幅に上まわる数のダウンロードをしていただき驚いております。

読んでいただいた方はおわかりだと思いますが、とにかく一言でいうと「特殊な内容」なので、最初から一般受けは期待していませんでした。

ありがたいことにワークの登録や感想もいただいていますが

「難しくてすべては理解できないがエネルギーは伝わってくる」
「難しいが衝撃をうけた」
「難しいがここまで書いてあることに驚いた」

…と、やはり「難しい」という印象が先にくるようです。


内容が内容のうえ、語り口調が硬質で突き刺さるのでパートナーのリアル氏がはじめて読んだときの感想は

「…怖いよね」

でした。

「あらゆる意味で、怖い」


その結果、ブログ「リアルワールド」のメルマガでの紹介が以下のようなものに…


======
裏番長 登場
======


ここのところの説明が難しいのですが、例えていうと番長っているじゃないですか?

ガラの悪い学校に。

ビーバップ・ハイスクールとかスケバン刑事とかにも登場しますよね。

で、その番長より恐ろしいのが裏の番長。

通称、裏バン。

優等生の仮面を被っていながら、裏で牛耳る一番悪い奴みたいな。

「顔はヤメな、ボディにしときな」

これは三原じゅん子の名言ですよね。

「リアルさん、この話の流れはもしかして・・・」

そう、あなたの、その「もしかして・・・」の予感は当たってます。

このリアルワールドのクラスにも裏番が存在したのです!

そんな恐ろしい裏バンがついに登場です。

=================


…たしかに、あとから自分で読んでも怖いです。

(裏話ですが、執筆中はなにか別のものが乗り移ったかのようなエネルギー状態だったのですが、あるとき、
「これ以上触れてはならない」という禁足の領域のようなところに意識が触れかけてそこから先はカットしました。
勘のいい方はもしかしたらどの辺りかわかるかもしれません。)


面白いのは今のところ、ワーク情報を提供するメルマガの登録をしてくださった方の9割以上が男性ということ。(もちろん女性も大歓迎なのですが)


内容的に、ハートのバクティタイプの女性からは拒絶されるかな…と予想はしていたのですが、この状況どこかで経験あると思ったら、リアル氏の活動の初期(5年ほど前「ヴィギャン・バイラヴ・タントラ」講座発表の頃)のセミナー参加者は、現在とちがって毎回ほぼ全員(!)男性だったのでした。

それも、バリバリの悟り系志向の濃い面々。

毎回、濃すぎる問答が飛び交っていました。


たしかに「ヴィギャン・バイラブ・タントラ」のテキストは、今回のわたしの本とはまた別種の「硬質さ・純粋さ」が全面に出ていたのでそういった傾向の方々を引きつけたのだろうと思います。

ちなみに執筆当時のリアル氏もやはり、なにかに突き動かされるように一気に書き上げていました。


現在のリアル氏は、グラウンディングとバクティと秘教的エネルギーワークを織り交ぜた「it」という講座をメインに開催していてセミナー参加の女性の割合は半数を超えている印象です。

瞑想の方向性という意味では、今はある意味リアル氏が女性性の側面、わたしが男性性の側面を担う時期のようです。

男性性・女性性というのは単純に性別によって分けられるものではありませんが、エネルギー的なパートナーシップにおいて役割が逆転しているというのは面白い現象です。



思えば、わたしは10代の頃は頻繁に男性に間違われることがありました。

例えば、女子トイレに入ろうとするとギョっとした顔で上から下までジロジロ見られたり、親の知り合いに会うと「息子さんですか?」と言われたりすることが日常茶飯事でした。

背が高く服装や髪形も男性的だったこともありますが、子供の頃から自分のセクシャリティや身体性というものから乖離している感覚があって、自然な女性性が隠れてしまっていたのです。


他人から見た印象はおそらく、今でいうLGBTQのなかの「アセクシャル」(ノンセクシャル・Xジェンダー)のような感じだったかもしれません。

20代になってからもたびたび「AYAは身体の印象がまったくない」といわれていました。

それはよくいえば「透明感」、わるくいえば「まだ人間になっていない」ということだったのです。


本人的には志向はノーマルで男性になりたかったわけでは全くないのですが、外見と意識と心身のそれぞれが奇妙なバランスで乖離していて不思議な(不気味な?)印象を与えていたと思います。

ある意味わたしのエゴはユニークな歩みを経験しました。


子供の頃からバレエやダンスを習っていながら、興味があるのは専らシステマティックな運動性のほうで、身体能力はそこそこあっても棒のような動きをしていました。

今思えば、生まれてきてわざわざダンスを「やらされた」のも「いったん、乖離した身体性を取り戻しなさい」ということだったのかもしれません。


プロフィールにもあるように30代前半で瞑想にのめり込み一時期、本気で出家も考えたのですが、そのときに踏みとどまったのは、この身体性の乖離をそのまま放置していてはやがて瞑想の体験も打ち止めになる、ということがはっきりわかっていたからです。

なぜわかるかというと本でもちらっと触れましたが、瞑想の微細な領域に入っていけばいくほど、現象世界で取り残されたカルマの残りカスのようなものがチラチラと引力をもって意識をひっぱるのです。(感覚的には0.00001ミリぐらいのベクトルとして)


これはもうはっきり断言しますが、誰もここから逃げることも見ないふりをすることもできません。


そこから数年かけて身体性や女性性をふくめて、ありとあらゆる取り残されたものを意識的に体験していったわけです。

今回はその詳しいプロセスは割愛しますが、わたしにとって女性性を取り戻すというのはかなり異質な体験で、まるで宇宙人が地球人の女性の「コスプレ」をするかのような感覚がしたものです。

それは時には生理的な吐き気を催すものですらありました。



プロセスの初期のころ、とある高名な禅の老子のところへ遠路はるばる参禅し「セクシャリティの問題を解決しないかぎり悟ることはできないのでしょうか?」と質問し、老子の前で感情を抑えきれずに嗚咽したことがありました。

今思えば当時、日本で唯一悟っていると噂されていてなかなか接見することもできない老子に奇跡的に一対一で対面する機会を得てそんな質問をわざわざするというのは怖いもの知らずにもほどがあったのでしょうけれども、その頃のわたしは本当に必死だったのでした。


そんなわたしに対して老子は真剣な顔で首を横に力強く何度も振って「そんなことはありません!そんなことはありません!」と否定されたのでした。

そのとき同時に「一元と二元の意識が並行したままの状態がどうしても解決しない」という質問もしたのですが、老子は「ああ、あなたのやり方ではそうでしょうね」と一蹴されました。

そして「うちの寺の接心にいらっしゃい」とおっしゃってくれて心が激しく揺さぶられたのですが、結局わたしは「最後の最後は自分自身で解決するしかない」という心の声に従い、遅まきながら現象世界で一からやり直す決心をしたのでした。


そこから数年かけて自分なりに一応の納得が得られたころから、現象世界のなかで止まっていたものが急速に動きだし、それとともに覚醒のプロセスと理解も深まっていきました。

また、現象世界での体験をやりなおすことで「一元と二元の並行問題」も解決に至ったのです。


それはある意味、純粋なタントリックな経験であったともいえます。

このあたりはおいおい触れていけたらと思います。



先の話に戻りますが、瞑想の男性性の側面を強めすぎても最後の最後に「飛ぶ」ことができません。

突発的な一瞥体験をのぞいて、全体の構造を理解するには二元のタントラ的側面の理解は絶対に必要になります。


そのとき、男性であれ女性であれ、女性性の理解とエネルギーの助けが必要となるのです。

また、女性性だけに偏っていても全体性の理解には至りません。


そういった意味もふくめて、今回の本や今後のワークが男性女性に関わらずなんらかの気づきのきっかけになれば幸いです。



本が発する雰囲気が「怖い」だけにAYAとはいったいどんな人間なのだろうと引いて見てらっしゃる方も多いかと思いますが、今後は個人的な体験も含め、具体的に役立つ情報なども発信していけたらと思っております。

実際にリアル氏のセミナーでわたしに会ったことのある方はわかると思いますが、ある意味、人並み以上にくだけた部分もあります。(むしろこのような本を出して驚かれたかもしれません)

今後はそういう感じも勝手にでてくるようになるかもしれません。



ここだけの話、リアル氏との会話の9割以上は「いま確実に世界で一番くだらない話をしてるよね」といった内容…

あまりにくだらなすぎてとても書けない内容なのですが、残りの1割はあの「硬質で純粋な」部分が結晶した感興の言葉だったりもします。

そういう即興的にでてきたお話もシェアしていけたらと思います。


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Amazon売れ筋ランキング 1位獲得 「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」

2018/07/28
Amazon売れ筋ランキングの人文・思想カテゴリーで1位を獲得しました。

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無料キャンペーン開始から、おかげさまでたくさんのダウンロードをしていただき、1位を達成することができました。

この場で、ご興味を持っていただいた皆様とのご縁に感謝申し上げます。

ありがとうございました。


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「リアルワールド」で「Rubin ~ルビン~-覚 醒- 認識の転換のために」が紹介されました  

2018/07/27
パートナーであるリアル氏のブログ「リアルワールド」のメルマガで「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」が紹介されました。

⇒ 「リアルワールド」ブログはこちら


「リアルワールド」をご存じない方もいるかもしれないので簡単にご紹介します。

こちらは10年以上続く、スピリチュアル系(語り口はフレンドリーですが、核は硬派?な瞑想・覚醒がベース)の人気ブログで、リアル氏本人もweb講座やセミナーや瞑想会を主催しています。

わたしもほぼ毎回、アシスタントとして参加しています。

リアル氏の著作

51FJb87UqkL.jpg

⇒ 「Mother~母なる意識に導かれて~」はこちら


よくあるスピリチュアル系や悟り系と異なるのは、本人の瞑想による明確な体験を基にしながらも、浮世離れせずに二元の世界にしっかりグラウンディングしながら各々が恩寵を体現していきましょう、というスタンス。

修行や悟りや出家や宗教や既存のスピリチュアルのどこにも居場所がない方たちのための「ありそうでなかった、ちょうどいい場」を提供してくれています。

それでいながら、しっかり秘教的なエッセンスも織り交ぜているのが通の方々にも好評なところ。


リアル氏とは今から7年ほど前、とある秘教的サークルで出会いました。

今回の出版にあたり、リアル氏にはテクニカルおよびマインドセットの面でアドヴァイスしていただきました。

おそらくひとりでは出版までたどり着かなかったかもしれません。


この場であらためて感謝を述べたいと思います。

ありがとうございました。


ちなみに先日、Amazon 売れ筋ランキングで2位3位に並んだ様子・・・

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【予告】 7/28(土)16:00より5日間・無料キャンペーン実施 「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」

2018/07/27
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Amazon kindle版 発売開始 「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」

2018/07/23
Amazon kindle版 「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」、発売開始しました。

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本著のあとがきにも書いたのですが、ここまで自動的に運ばれて気づいたら発売されていた感覚が強いです。

あとから読者目線で読み返すと、もう少し受け手に寄りそって平易な言い回しや説明ができなかったのだろうかと思われもするのですが、このような形でエネルギーが結晶しました。

通常のわたし自身はあまり自分を出す性質ではなく、なるべく人知れず隠れていたいという思いが強いほうなのですが、今回の出版に関してはわたしの思考のコントロールから外れて勝手に一人歩きしていったというほかありません。

実際、書き上げたあとで不都合な部分を削除するため「わたし目線」で何度か推敲しようとしても、そのたびに思考がぴったりと停止してしまい、この形にならざるをえなかったのです。

そのためわたしは、この形が出現したがっていたエネルギーに従うことにしました。

この本を読んでくださる方々は、覚醒についてそれぞれ様々な角度から受け取られることと思います。

それがポジティブな形で実際にスイッチが入る結果につながれば幸いですが、もしネガティブな形で一笑に付され放棄されるとしても、あなたに出会えた奇跡的なこの瞬間に感謝しかありません。

この本はあなたがいてくださってはじめて成り立つものだったのです。

このような機会を与えてくださり、ありがとうございました。



関連記事
⇒ <0.はじめに> Rubin ―覚 醒― 認識の転換のために 【全文掲載】
⇒ 【新刊レビュー Rubin ~ルビン~ -覚醒からのつぶやきⅠ・Ⅱ-】



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「いまここの誤解」 「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」

2018/07/23
「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」 ***本文より抜粋***


11. よくある間違い・注意点・ヒント


・「いまここ」という言葉は時空の連続性の概念にとらわれている。

・見かけ上の連続性を解除された本当の「いま」は人間には永遠に認識できない。

・「ここ」とは見かけ上の連続性、身体の幻想ありきの空間的共通認識である。

・「あるがまま」の様相は認識レベルによって変化する相対的なものである。

・3Dにおける「あるがまま」に安住すると3Dの世界内在的な存在として在り続ける。

・「すべてがただ起こっている」ということを別の位相で見たとき、人間の周波数にとってゆったりとした心地よいものではない。

・「あるがまま」の本当の凄みを知ったとき畏怖の念が起こる。

・覚醒の生成の場においては身体という遅くて粗い波動のものは存在できない。身体の枠が形成される前にバラバラになってしまう。

・3Dを超えた「あるがまま」は丹田やハートではなく認識の座で空白の切れ目に飛び込むことでしか見切ることができない。

・突発的な一瞥は丹田やハートでも起こりうるが、認識の覚醒は訓練と強烈に突き動かされるエネルギーが必要であり、生まれ出てきた産道を意識だけで逆戻りするような圧を伴う。

・「透明な気づき」の感覚に、すでに「はじまってしまった」空間認識が付帯されていないか注意深く観察する。

・事象や物質が存在するための入れ物としての空間が先に固定されてあるわけではない。

・3Dにおける質量・奥行・遠近・色彩・形状・質感・明暗・速度のすべては、たまたまわれわれにプリセットされた認識によってそのように読み取られた共通認識にすぎないことを知る。

・「気づきが遍在している」という感覚も、3Dの空間認識が付帯している。

・それは現象世界にすでに生じた身体によって測られた空間感覚とわたしという定点があることで生じる感覚にすぎない。

・プリセットされた空間認識を完全に解除する必要はないが、感覚が生じたときにそれらはすべて空間認識が付帯された仮象であることを忘れないでおく。

・空間の広がりを感じてはいけないわけではない。自他の枠が解除されて空間が広がって見えるのは、3Dにおいて限定が解けたときに顕れるシステムである。



関連記事 ⇒ <0.はじめに> Rubin ―覚 醒― 認識の転換のために 【全文掲載】

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「瞑想とは」 「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」

2018/07/20
 「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」 ***本文より抜粋***

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9. 瞑想・認識・酩酊・うねり

●瞑想とは

・本来、受動的に起こるものである。

・受動的に起こるようになるまでは見かけ上、能動的に起こす必要がある。

・認識の鋭利さが確立してからはじめて瞑想がはじまる。

・見かけ上とまっていても恐ろしい勢いで動き続けているものである。

・莫大なエネルギーを必要とする。

・身体の生体エネルギーとポータルの交差点で起こる。

・「意識の動体視力」のようなものを発現させる。

・認識の鋭利さが自動化するまでは訓練する。

・自動化されたらそれが発動する場として心身の機能をただ開放して待つ。

・一瞬でも隙があれば崩れる。

・非常に微細なバランスの引力の浮力のうえに薄紙一枚の世界で成り立っている。

・思考を意図的に止めてはならない。

・思考が出て流れていくままにする。

・微細なレベルに至るまで瞑想者のカルマがつきまとう。

・カルマが最後までつきまとうことを知ったとき、探求者は浄化が必要な本当の意味を知る。

・瞬間瞬間に瞑想者の過去の捉われのすべてが影響を及ぼす。

・覚醒を隠している不純物を瞬間瞬間にとりのぞいていくものである。

・しかし、意図的にとりのぞこうとしてはならない。

・信頼にゆだね、瞬間を見切っていくことによって不純物が自動的にとりのぞかれる。

・イメージや心地よさに陶酔するものではない。

・うっとりと酩酊するものではない。

・ホワイトアウトしてしまうと認識レベルがすすまない。

・あらゆるイメージにはまろうとする瞬間を手放す必要がある。

・ただし、物質とイメージと意識の境目を見切るためにイメージが必要な段階はある。

・ある状態にはまりこんで止まっているのはイメージに同化しているためである。

・無のイメージと光のイメージには特にはまりやすい。

・好ましいと思われる状態や体験を捨てていく覚悟がいる。

・次の瞬間まで引き伸ばしたいというあらゆる欲求を見切って手放す。

・あらゆる瞬間の動きを見逃さないための意識の動体視力のようなものが必要である。

・手放すためにはただ気づいて掴まなければよい。

・起こった体験を再現しようと意図しない。

・さまざまな存在が働きかけてくることがあっても耳をかさない。

・信頼があれば必要な助けは起こる。

・必要な助けかそうでないかはエゴには判断できない。

・必要な助けが起こらないのは信頼が熟していないからである。

・信頼が熟すためには一切の期待をせずに瞬間瞬間を見切ることである。

・瞬間瞬間を見切ることへの情熱が勝手に沸き起こってくれば、その恩寵を信頼してよい。



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「現象世界とは」 「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」

2018/07/19
「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」  ***本文より抜粋***

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8.現象・魔術・ツボ・物質

●現象

現象世界とはなにか?

現象世界という空間的に切り離された世界があるわけではない。

現象世界のなかで起こっているすべてのことは、覚醒において同時並列的に始まって終わっているものの3次元的残像である。

現象世界で起こっているすべてのことは、覚醒側のエネルギーバランスと瞬時に結びついており、ひとつの構成要素が抜けても全世界が瞬時に崩壊する。

たとえば今、手を1ミリ上げることが、全世界を覚醒側から同時に動かす。

手を1ミリ上げることが今起こったとしたらそれは覚醒が覚醒しているために絶対的に必要な采配のバランスであったためであり、見かけ上の手の持ち主であるわたしはそれによってその瞬間すべての創造に関与したことになる。

この世界を創造するために、それは1.1ミリでも0.9ミリでもなくその瞬間、1ミリだったのである。


わたしを空にして覚醒に差し出したとき、わたしの認識機能と多次元の断続的連なりであるわたしの身体は、覚醒そのものとして瞬間瞬間に全世界を動かすものとしてある。

この意味において「起こることが起こる」ということが強烈な触覚をともなって、存在の根本を直接えぐられるように認識されなければ覚醒といえない。


それは現象の個別のストーリーや風景としての3D残像の表面を見て「起こることが起こる」と一喜一憂するような癒しや感情や概念のレベルではない。

たとえば足を一歩前に出すことは、身体の下部に生えている自分の「足とよばれるもの」を、「前と認識される」方向へ自分で出しているように見えるが、それは覚醒側からの采配によりその瞬間、「足とよばれるもの」がその質量ぶんの空気を押しやり、目の前の「空間」に突然出現してきたのである。

その「足」が自分の身体に一続きにつながっているものであり、連続する時間と空間のなかで自分が動かしたという感覚は、後付けの脳内編集によって起こる。


覚醒を知った意識でこの現象を3D側からみたとき、覚醒側からのエネルギーの采配というブラックボックスを経て、突如として現象が瞬間瞬間に顕れ出てくるように見えるようになる。

采配はあまりにも複雑精妙であって、そのしくみは人間から見ればまったくのブラックボックスである。


 
関連記事 ⇒ <0.はじめに> Rubin ―覚 醒― 認識の転換のために 【全文掲載】

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「覚醒ワーク」 「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」

2018/07/15
「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」出版を期に、今年の秋ごろより認識転換のためのワークショップ”Rubin's work (ルビンズワーク)”を主に都内にて開催予定です。

詳細については、出版時にお知らせします。

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<提供可能なワーク>

●意識の筋肉を開く
●意識の目の動体視力を鍛える
●寝落ちと夢のはじまりを見切る
●覚醒を曇らせているものを見る
●覚醒と認識のポイントのズレを見る
●自己イメージを創る心身のズレを組み替える
●生体エネルギーを縦方向に使う
●生体エネルギーの通り道を整える
●認識の座の位置を知る
●現象発生の横方向の感覚を知る
●ハートの位置をピンポイントで知る
●丹田の位置をピンポイントで知る
●3つのセンターの正しい位置と使い方
●ポータルとなるセンターと肉体との関係
●呼吸の道筋と身体の構造の関係を知る
●呼吸がイメージに変化する境界を見る
●呼吸のイメージの消失点と認識の座をつなぐ
●呼吸の消失点を見切りその先を観察する
●腹式呼吸と意識の具体的なポイント
●吸う息の入りきるポイントと意識を連動させて空白をつくる
●意識的な呼吸で気がのぼるときに注意するポイント
●水平呼吸と垂直呼吸
●プラーナと呼吸の道筋を連動させる
●引力の「あいだ」にいるとは
●引力の「あいだ」の体感
●意識の浮力とは
●頭頂の正しいポイントを知る
●頭頂とホワイトアウト
●頭頂を起点とした世界の見方
●認識の座と松果体の関係とは
●頭がい骨と頸椎のあいだを空ける
●思考と妄想と頭部のバランスの関係
●妄想の出やすい頭部の傾きと出にくいバランス
●頭部と頸椎の傾きと認識の座のズレ
●認識の座と生体エネルギーが交差する位置(クロスポイント)
●水平意識と垂直意識の意味と正しい位置
●丹田を具体的に意識する瞑想
●丹田に脱落するとは
●丹田の心身脱落とハラの脱力の違い
●丹田の意識のブラックアウトとは
●現象世界にハートが具体的に触れる感覚
●中心とはなにか
●体軸のズレを整える
●グラウンディングのズレを整える
●現象と覚醒のあいだのポータルとは
●サードアイの使い方と妄想の関係
●サードアイの内方向への抜き方
●肉体の目から認識の目にシフトする
●肉体の目がレンズとなるときの見え方
●エネルギーを貯める仙骨と仙腸関節の使い方
●意識と直結する恥骨と尾てい骨の位置と傾き
●腸腰筋と股関節と意識
●肋骨の傾きと意識
●腸の状態と意識
●瞑想座法の効果的な形
●ニミッタの見え方と位相
●内的意識とプラーナの自動化
●認識の座に直接作用する「コーリング(呼びかけ)」とは
●イメージと概念を切り離す
●内的衝動(インテンション)を見切る
●インテンションと体内感覚
●インテンションとベクトル
●インテンションのベクトルを転換してエネルギーロスを防ぐ
●本能と感情と思考とインテンションの混線を切り離す
●身体概念の解体
●身体の解体と意識の位相レベル
●受動的に触れながら世界を学習する赤ちゃんの身体
●自己の身体イメージの曖昧さを見る
●身体イメージと鏡像段階
●身体の枠とイメージの境界を見る
●身体との同一化が一瞬で解体する足踏みワーク
●わたしとあなたの境界を超える2人組ワーク
●ハートのだるま落し
●ハートのジェットコースター
●ハートのヴァイブレーションと消失点
●ハートの消失点とポータル
●物質と身体の接触と消失点
●意識の階段の踏み外しと空白
●非常時に発動する自律神経系運動と意識の空白
●無数の思考の流れを見切る
●思考の明晰さと認識の明晰さの違い
●脳内を覗くように外のものを見る
●地球に張り付いて自転する身体の実感
●宇宙に投げ出されて逆立ちで公転する頭頂
●瞑想だけで心身の深層から起こる柔軟性とは
●概念世界のゲシュタルト崩壊
●言語を右脳で追うとは
●文字と記号と意味と概念
●多次元の直観認識
●多次元的折り紙
●3Dと錯覚
●認識のプリセットの解除
●0.2秒前の世界とは
●自律神経系の動きで0.2秒前を仮体験する
●脳を「触る」ワーク
●意識の共感覚的触覚
●空間座標をたたみ込む
●時空を1点に串刺しにする
●時空を超えて覚醒を促す「呼び戻し」ワーク
●引力と覚醒への針穴
●エゴの抵抗を見切る
●エゴを手懐け引力の隙をつく
●直列的時間が崩壊しはじめたとき起こること
●気づきの自動化の確立
●エゴの存続と生命維持のストッパー
●時空と思考の連鎖から外れる瞬間
●エゴの連続性の発生前に飛び込むには
●3Dの負荷の圧縮と開放、エネルギーの反発力
●瞬間的なエネルギーチャージの場
●思考発生前の瞬間的な凝縮を見切る
●3つのセンターにピンポイントで話しかける
●どこにもつかまらないでいられるか?
●中庸に浮いてあること



関連記事 ⇒ <0.はじめに> Rubin ―覚 醒― 認識の転換のために 【全文掲載】

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「覚醒とは」 「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」

2018/07/15
「Rubin ~ルビン~ -覚 醒- 認識の転換のために」  ***本文より抜粋***

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2.覚醒とは
 
・認識に先立って、覚醒がある。

・覚醒とはすでに目覚めてしまっているものである。

・認識は目覚めてしまっているものの後追いしかできない。

・認識されたときはすでに終わっているものを後追いで見ているだけである。

・覚醒においてはすべての可能性が同時にはじまり終わっている。

・覚醒における瞬間は直列的時間上には属さない。

・人間はすでに終わっている3D映画を見ている。

・覚醒には空間的な広さはない(しかしながらすべての空間の可能性を同時に含んでいる)。

・覚醒した意識はそれそのものを認識することができない。

・なぜなら覚醒した意識は対象物を認識することができないからである。

・人間の認識機能は対象物を必要とする。

・人間は1つの瞬間に1つの対象物しか認識できない。

・ゆえに、ルビンの壺においては、人物と壺を同時に認識することはできない。

・しかしながら、覚醒した「それ」とは、ルビンの壺において人物と壺を同時に認識しようとする無限の瞬間の連なりの「あいだ」に永遠に自己放棄し続けることによって顕現する。

・覚醒とはルビンの壺において図のどちらかが認識される以前の可能性としての全体である。

・「あいだ」に自己放棄するとき、意識は磁石と磁石の間で反発して浮いているがごとく認識以前に留まる。

・そのとき、見かけ上は止まっているように見えても意識は高速に動き続けている。

・覚醒とは時間の流れの中の瞬間ではない。

・覚醒は時間の流れ以前のすべてが「高速に動きつつ見かけ上、止まっている」ところにある。

・認識のはじまりよりも自己放棄のエネルギーの強さが勝るとき、認識のあらゆる可能性の爆発の手前で、高速かつ高エネルギーのスタンバイ状態で待機し続けるところに遡る。

・遡りきったところで再会するのが覚醒である。

・覚醒は漠然としたイメージではない。

・覚醒は具体性と衝撃を伴って発見される。

・衝撃とは、たんなる心理的な驚きではなく、現象が発生するプロセスを逆にたどるときに引力をひきはがすかのような物理的な感覚である。



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