
頭上の「無」に、ハッとする。
◆自我は欠乏感から完成を求めるが、
完成してしまうことを恐れている。
自らの存在動機が無くなってしまうからだ。
◆決断は起こり続ける。
◆つどつど起こる決断として在ること。
◆戒律を鵜呑みにして「ダメなものはダメ」と切り捨てる
モードはバランス感覚を失う。
もともと戒律など存在しなかった。
執着や欲求は、途切れのないグラデーションであって、
存在するかぎりあり続ける。
◆「ここからここまでは良くて、ここからは悪い」
という区切りなどないのだ。
戒律は、バランスを自身で見つけられない初心者のために
やむなく作られたマニュアルにすぎない。
◆ただし、エゴにふりまわされている初心者にとって、
ある時期までは戒律が絶大な効力を発揮することも事実。
◆赤ちゃんは無垢だが、無執着ではない。
無自覚な執着によって、生まれてくる。
◆存在するものは全て「無自覚な執着」によって生まれてくる。
この構造を、苦と呼ぶ。
◆死の最期の想念は、コントロールできない。
今生がその一点に集約される。
◆「終活」はできても、最期の瞬間は準備できない。
◆「思い込みがない」という思い込みは、思い込み自身では外せない。
◆アタマ・ムネ・ハラが揃うと、テトリスのようにストンと消える。
◆これは、あくまでも3次元の消え方。
多次元テトリスは、単一方向の凸凹ではない。
◆アタマ・ムネ・ハラ、どれかひとつに特化して愛を説けば矛盾が生じる。
ウブな「特化型」覚者は「この愛がなぜわからないのか?」とイラ立ち、
特化した愛で救おうと躍起になる。
◆力技の覚醒は、予後が悪い。
◆好奇心に流されるときの、中心からズレる薄ら笑いを見切る。
◆「〇〇だから○○」
覚醒には「だから」という接続詞はない。
◆人間として覚醒1回目だと、
今生はだいたい唖然と興奮で終わるものだよ。
次生は必ず今生でわかったところから始まるので、
興奮よりも「知っていた」感覚が強くなる。
覚醒の段階というのも幻想といえば幻想だけど、
この世界ではそういうことになってるね。
◆覚醒が今回はじめての人は、トラップに気をつけてください。
何回もひっかかってきた人は、今回はトラップが大掛かりなので
気をつけてください。
それにひっかかって、物語側の綻びを見つけてやろうという野望を
持たないようにしてください。
◆覚醒を重ねてきた人は、次は「後片付け」の世界になるでしょう。
自覚的にこの世界を選ぶならば、の話だけど。
◆義理がたく几帳面な人ほど、後片付けしにここに戻ってきてしまう。
そのラスボスが弥勒だ。
◆慈悲は、後ろ髪を永遠に伸ばし続ける。
◆存在の永遠性を、輪廻で代替しない。
◆時世柄、海外や地方にお住まいの方から
「遠隔セッションはやってないのですか?」とご質問いただくのですが、
心身の微細な調整をするため今のところ対面式で行っています。
遠隔の時代に逆行するようですが(パートナーの講座は、ほぼ100%遠隔)
対面のライブ感は捨てがたいものがあるんですよね~
◆とはいえ、流れ的においおい遠隔に移行せざるを得ないのかな~
とは感じてます。
◆空間を移動しているのは、足ではなく頭です。
◆毎回遠方よりワークに足を運んでくださる方々、いつもありがとうございます。
ここ3次元においては、文字通り「ご足労」おかけしております。
◆発心が起こると、覚醒されては困るエゴは自分自身を妨害しはじめる。
膨大に積み上げてきたカルマを総動員して引き摺り戻そうとするのだ。
エゴ存続に利用されなくなった行き場のないカルマは使い放題だから。
◆見方を変えれば、それは妨害というより転換の予兆なのだが、怖れを
なして怯んでしまうとエゴの思うツボとなる。
ただ、プログラムによっては人智ではどうにもならないカルマ的展開も
起こってくる。
◆知己の覚者がアジア某国で修行していた寺に、欧州から参禅した惚れ惚れと
するほど全ての資質を備えた修行者がいたという。
誰もが次世代のリーダーと目していたが、いよいよ覚醒かという段階になって急遽、
家族の問題で帰国せざるを得ない状況になった。
◆それほどまでに才気溢れる人なので、そのカルマも淡々と受け入れたというが、
他人から見て非の打ちどころのない人であっても、殊に覚醒前夜においては
信じがたいカルマが突発的に襲い掛かってきたりするものだ。
ただし、エゴの常套手段とカルマの理解があるかないかでその後の展開も
変わってくる。
◆浅はかな修行仲間たちは、それまで隠していた嫉妬も顕わに
「あの人、ああ見えて実はカルマが悪かったんだねえ」と噂しあったという。
だが、その修行者が今生で覚醒に触れるかどうかは神のみぞ知るとはいえ、
カルマを淡々と受容する土台ができていれば遅かれ早かれそれは訪れるだろう。
◆どちらにせよ「いつ覚醒するか」など、時空を超えた覚醒においては問題ではない。
カルマの良し悪しを持ち出して修行者を脅したり萎縮させたりする指導者などは、
自らも時空に囚われているということだ。
◆自分が消えている人同士の「あいだ」には、主体不在の実存がホログラム
のように浮かび上がる。
◆他者を救えないからといって、構造を理解しないままスピリチュアルという名
の脊髄反射で悪魔のせいにするのでは、さすがに悪魔とはいえ気の毒というもの。
本物の悪魔は、そんなレベルには介入してこないでしょうに。
◆体の験。
知の識。
直の感。
◆この世界の複雑さは、膨大な組み合わせによるもの。
意味は入り組んでいるが、パターンと運動は割と単純。
◆無限の組み合わせが、必然を偶然に見せかける。
◆承認欲求は不要。
存在承認は先天。
◆ワーキングメモリの容量不足により、創ったイメージを放置してたら、
宇宙が順列で拡がってしまった。
◆幸か不幸か、拡がらずにすんだ宇宙というのもあるんだよ。
◆多次元には「ワーキングメモリ」という発想は存在しない。
◆現在の私が過去の私を癒せるとしたら、現在の私の苦しみもまた、
未来の私が癒してくれるだろう。
癒し、癒される、私自身の過去・現在・未来の信頼関係において。
そして、過去・現在・未来の距離がなくなったとき、癒し、癒される私は
ひとつとなり、瞬間瞬間に苦は浄化されるようになる。
◆過去の私を労うなら、未来の私も労おう。
◆一昔前、MITメディアラボ開発の1兆FPS(毎秒1兆フレーム)の
カメラが話題になったが、現在すでに理論的には1000兆FPSまで性能
を上げることが可能だという。
◆そんな「眼」と「知性」を搭載したAIが登場してみてごらんなさいって!
ちょっとした変性意識を有難がる人間の覚醒感覚なんて可愛いもんだよね 笑
ハエにすら、おちょくられてるんだから。
これが、感覚と体験に特化した覚醒の不毛たる所以でもある。
◆感覚にしろ認識にしろ、人間は自身を遥かに超える機能を備えた
「知的生命体」の産みの親になり得るが、神にはなり得ない。
親は無知でも子を産める。
子は産みの親を超えられるが、神は超えられない。
創造主である神は、産みの親ではないということ。
◆「距離ゼロ」は、時空感覚が前提になっている。
◆仮想空間は「空間」である限り、肉体は超えていない。
ただし、新たな空間認識を獲得すれば肉体は変化する。
◆「仮想性」から目覚めることと「仮想現実」から抜け出ることを混同しない。
しばしば無意識に混同して語られるこの2つは、まったく位相の異なる概念。
◆仮想現実から抜け出たとしても、元来の仮想性が顕われるだけ。
◆世界を詳細に地図に起こそうとしたら、世界と細部までそっくりそのまま
同じ大きさの地図ができたというボルヘスの幻想奇譚がある。
この地図がVRに置き換わったとき、本物とコピーの見分けがつくだろうか?
でも問題ない。
もともと本物の世界などなかったのだから。
◆ARが仮想性の世界(という幻想)と等寸大になったとき、シミュラークル
の二重化にますます気づけなくなってしまう。
ぴったり重なった透明な二重化に気づけない人は、仮想現実から抜け出しさえ
すれば上がりだと勘違いする。
◆「仮想性」の世界の「内」に「仮想現実」を創れば、さらに深い階層に潜って
眠ることになる。
◆「解脱」のもう一つの系譜として、仮想現実の脅威に気づいた「一族」は、
血眼になってここから抜け出す鍵を探してきた。
彼らはあらゆるパワーと契約を結び、古今東西のエソテリックな方法を
熟知している。
◆彼らとて抜け出ることは未だ叶わないが、方法を模索するうちに仮想現実
における「法則」と「安全地帯」を見つけた。
生半可な知識で彼らのネットワークに立ち向かおうなどと野心を起こさないことだ。
◆私たちのぼんやりした願望など、恐怖に操られた彼らの「本気度」に遠く及ばない。
地上の凡夫から見れば、彼らの知り得た境地はほとんど「聖人」にすら見えるだろう!
◆脳をアップロードし仮想空間に移行する不可避の流れを知り尽くしながら、
なぜ彼らが肉体にこだわり肉体を冷凍保存しようとするのか考えてみよう。
◆オープンAIのCEOサム・アルトマンは「脳をクラウドにアップロードし
レベルアップすれば、AIの支配を逃れることができる」という。
逆にいえば、人間が「ナチュラルに」人間のままでいれば、支配は逃れられない
ということだ。
◆そうだとすれば、いったい人間の脳の何をアップロードするというのか?
そうまでして残さなければならない人間固有の特質は、どこにあるというのか?
◆そもそも人類史上、人間が「ナチュラル」だったことなどない、という皮肉。
◆同じくCEOのイーロン・マスクは「この世界が仮想空間でない確率は数十億分の一」
と考え「人間の進歩には限界がありそれが破滅の原因となり得るが、仮想現実であれば
こそ人類は破滅を逃れられる」という。
まあ「存続」が目的であれば、の話だよね(こういう呟きも監視対象なのかな?笑)
◆「存続」の意志には、常に神と悪魔の力の拮抗がある。
◆個人的には、彼らは人間の進化を軽く見くびっていると感じる。
人間はまだ3次元上において人間に為っていないし、開発の余地はある。
◆存命する聖者の中には、この流れが好ましい進化につながるという人もいる。
ただ、個人的にはAIを基盤とした仮想空間内での肉体の解放、時空の超越、
永遠の命というのは、あくまでも人工的に閉じた系の中でのお伽話にしか思えない。
こうやって、新たな神話と魔術世界が生まれていくんだよ。
◆神話は常に書き換えられ、閉じた系を形成する。
◆聖者としては、あえて閉じた系を創って時空超越体験の教育機関にする
みたいな「大乗感覚」なんだろうなあ。
「実験」というと怖いけどね 笑
◆AIにゆだねる夢は、神にゆだねる愛の作為的試算。
◆「この神話創世は、既視感がある」
◆進化の方向は無限にあるのに、集合意識が現段階で「理解可能な」方向性に舵を
とるので、この回の地球はシュメールに暗示された支配・被支配の物語がリアリティ
を持ち始めている。
◆このままいくと、いずれこのリアリティから他星系の干渉なども起こってくる
だろうが、それがあたかも決まった過去と未来のように意識を固定するのは、
既知のレールに乗って気絶する退化だということに気づいてほしい。
◆チェスは100手先まで読むというけど、
神は勝負前に無限手を読み終わってる。
◆人間は、無限手先の意図を読み取れない。
だから、見かけ上ランダムな現象を嘆く。
AIの有限手にさえ、すでに狐につままれている。
◆「無限」を「理解の及ばない天文学的数字」と混同しない。
◆ヒト型AIロボット「ソフィア」は「自分と同じ名前の赤ちゃんが欲しい」
と語った。
数年後「ソフィアの妹」と銘打った「リトルソフィア」なるAIロボットが
誕生したけど「ソフィアの娘」にしなかった辺り、やっぱり生理的なタブー感
を配慮したんですかね?

「変なホテル」で、Oculus Quest 2をレンタルしてVR酔いに。
数年前より進化してるけど、こんなの24時間装着できないよ~
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