4/30(土)東京にて、3ヶ月ぶりにワーク開催しました。


【エネルギーの通り道をつくる】
今回は、背骨の意識を尾骨から頭頂までつなげエネルギーを通す感覚をつくっていきました。
このエネルギーは、認識の座の癒着が剥がれる最終段階でも利用されます。
ふわふわした尾骨の先端からエネルギーが発生し背骨のキワの架空の管を伝って上に昇って
いくのですが、尾骨の感覚が弱いとムズムズするようなエネルギーが認識できません。
そこで、いくつかの仕掛けによってムズムズ動き出すエネルギーの初動を感じ取っていただきました。
この感覚がつかめてくると、ムズムズが発生すると「ピョコン!」と、思わずカエルのように
上に飛び跳ねたくなってきます。
ここで飛び跳ねてエネルギーを発散させずに、管に沿って垂直に通せばいいわけです。
(人間は通常、このエネルギーを無意識の活動源として水平に発散させている)
実際、このエネルギーは脊椎動物の動力源であり、赤ちゃんがハイハイから立ち上がるまでのプロセス
(赤ちゃんは、このエネルギーに突き動かされ、居ても立っても居られないので勝手に立ち上がっていく)
や、人間の直立から意識界への進化のプロセスに関わっています。
肉体を輪郭でとらえるとエネルギーの管は尾骨から頭頂までですが、頭上に手を伸ばして指先が
触れられる位置までは、「肉体の延長として」進化は続くのです。
逆にいえば、この段階まで進化せずに肉体を離れて意識界へ移行しようとしても、
肉体に引き戻されてしまいます。
今回は、便宜的に気の感覚を使って頭上のプラーナを感じ取りながら、少しずつ意識を
上へ伸ばしていきました。
一人で曖昧なままやっていると感覚がすぐ途切れてしまいますが、プラーナが見える人に
見てもらいながら手の平で気に触れるように伸ばしていくと具体的な感覚を保ちつつ頭上50㎝位
まで意識できるようになります。
ここまでが、肉体としてのエネルギーの通り道です。
ここが通るようになると、背骨の軸を揃えてグラウンディングするだけで瞬時にエネルギーチャージ
できるようになります。
また、座禅では肉体を不動でそこに「置いておく」ためのエネルギー源になります。
勘違いしやすいのですが、このエネルギーはあくまでも生体の構造としての土台であって、
いわゆるクンダリーニ覚醒のようにそれ自体が目的なのではないのです。
エネルギーも管もプラーナも、3次元における肉体構造を「置いておく」ためにシステマチックに
利用されるものです。

※エネルギーの管を通すには、グラウンディングが必須。
グラウンディングのためには、足裏の感覚を鋭敏にする。
踵の押し出しとつま先の踏み込み、双方向の力の拮抗によって土踏まずを
浮かせた上で、背骨を積み上げる。
写真は、足裏の筋肉でティッシュを引き寄せ摘まみ上げる練習。

※写真は、足裏と同じ感覚を手の平で再現しているところ。
手の平を床に置き、前方方向へ押し付けながら、指先の末節骨を曲げて逆方向に
引っ張ると、腱に拮抗状態の浮力のような感覚が生まれる。
この拮抗から生まれる浮力は、現象のどこをどのレベルで切り取っても存在する。
【鏡のワークとワンネス感覚】
軸を通して肉体意識を消した状態で鏡を見るワークでは、全員から「うわっ、気持ち悪!ナニコレ?」
との感想をいただきました 笑
自分が消えていると、鏡の中で誰が動いているかわからなくなるんですよ。
参加者さんの後ろから鏡をのぞき込んでた私も、映ってる参加者さんの姿と自分が一体化して
しまって非常に気持ち悪かった 笑
次に、自分を消した状態のまま2人組で向かい合ってお互い鏡を見るように動いてみると、
相手が自分の中で動いているような奇妙な感覚が生まれ、そのまま続けていると一体化した相手
との「不思議なほど懐かしい親密さ」が生まれてくるのを感じた方もいました。
それは、お互いそれぞれ自分が消えているのに、ある意味「自分以上に親密な何か」が
確かにそこに在るという、ゾッとするような不思議な感覚なのです。
これは認識に特化したワンネス体験に近いものですが、同じワンネスでもハートに集中すれば
より愛の感覚が強まり、丹田に集中すればより「自分の中にすべてある」感覚が強まります。
⇒ #尾骨のエネルギー #カルマと気づき 【4/30(土) 東京ワーク ~所感と解説~ その2】へ続きます。

飛ぶ人
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