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#ゾーンと臨死体験 #全身麻酔と内部の目 【5/21(土) 東京ワーク ~所感と解説~その2】

2022/05/22

⇒ #サードアイと丹光 #ゴーグルと入れ子の夢 【5/21(土) 東京ワーク ~所感と解説~その1】
からの続きです。


運動


【ゾーンと臨死体験】

昨日ワークの参加者さんで、自転車の事故でヴィジョンのストップモーション(いわゆるゾーン体験)が起こった
ことのある方がいらっしゃいました。

これまでも、交通事故等により突発的にゾーン体験された方が数名(!)ほどワークにいらっしゃいましたが、
私自身も同じような体験があります。

~ツイッターより~
◆7歳の頃、近所の子と喧嘩して30㎝四方のアスファルトの塊を頭にぶつけられ、一瞬のホワイトアウトの後、
カシャッ、カシャッ、カシャッ…とシャッターを切るように意識がカメラになってゆっくり傾いていった。
おそらくほんの2~3秒のことだったのだろうが、その間、五感がシャットダウンして無音の中でただ周囲の
景色を断続的に切り取っていた。
そのまま倒れて斜めのアングルの地面を見ていたら、無音の真空の彼方からキャーキャー叫ぶ声がだんだん
大きくなってきて、誰かが側にいるのを感じた。


体験的な見地からいうと、このとき生体機能が残っていれば肉体の眼と同化した認識形態に従い
ストップモーションやコマ送りが起こりますが、依るべき生体が完全に破損してしまえば最初のコンマ
何秒かのストップモーションの後、すぐさまひとつのコマに意識がピン留めされ没入します。

(どのコマにピン留めされるかは生前から自動的に決定されています)

いわゆる臨死体験は、この瞬間の認識のフォーカスチェンジによる「時空の引き伸ばし」によって起こる
と見ています。

そのまま肉体に還ることがなければ、自動的にその人の見るべき時空(死後の世界と呼ばれる)に
入るでしょう。


【変性意識と仕組みの理解】

ちなみに、臨死体験が生前なのか死後なのかという議論は、肉体と時空を超えた見地から見ればまったく
もって無意味です。

意識はひとつですが、ひとつであるからこそ生前・死後にかかわらず「入る(入ってしまう)」出入口とプロセス
は同じなのです。

ワークにいらっしゃるゾーン体験者さんたちは、口を揃えて「異様な変性意識に入ったことはわかるが、それが
未だに何なのかわからない」とおっしゃいます。

私自身も、体験後にその仕組みと意味を理解したのは25年後でした。


~ツイッターより~
◆事故等で突発的に起こる覚醒状態は、生命維持のストッパーが唐突にはずされ、階段を踏み外して一瞬空白
になるときのような感覚を伴い、そこで気絶せずにスローモーションあるいはストップモーションの気づきが保たれ
ていれば一瞥される。

◆突発的に生体エネルギーが昇って覚醒に触れることもあり得るが、その場合「しくみ」を見切ることができずに
一瞥にとどまることが多いだろう。



ひとつ言えるのは、ゾーン体験というのはあくまでもこの肉体の構造によって起こる局所的な現象であり
「肉体と同化した私」との結合が緩んでいるとはいえ、すでに対象化された「この世界」側の認識だということです。

ゾーン体験や臨死体験だけでは、それが起こる仕組みや意味はわからないのです。

それがわかるためには、対象化されない現象の生成現場に触れる必要がある、というのがワークを開催している
主要な目的のひとつです。

ここだけは、構造にまかせた変性意識だけでは超えられないポイントだからです。



【全身麻酔と内部の目】

ある参加者さんは「内部の目」の転換を促すワークと寝入りばなのヴィジョンのランダムな発火についての
解説のときに「以前、全身麻酔で意識が消える直前に天井のライトがパパパパッとコマ送りになって見えた
ことがあります」と報告してくださいました。

通常、全身麻酔では意識が落ちる瞬間を見切る前にホワイトアウト(ブラックアウトではない)してしまいますが、
偶発的なタイミングで例えば金縛りや幽体離脱直前のときのように肉体と意識の結合がズレた一瞬
(事故のライトバージョン?)に、ゾーン体験に近い状態が起こることもあるでしょう。

これらの状態を一瞥的に知ることは発心を促すための「信頼」が熟していれば有益となり得ますが、不可抗力
である麻酔はともかく、薬物等を使用した意図的な体験を求めれば我を強化し核心の一致が難しくなるといえます。


また、ある参加者さんはサードアイと盆の窪の開け方をお伝えしたところ、パッと一瞬で目が開き晴れ晴れ
とした表情になりました。

ご本人も「頭がすっきりする!」と自覚されていました。

通常、肉体の瞼を開ければ肉体の目は当然開くものと思い込んでいますが、内部の目から見た時、見かけ上
の瞼は開いていても目に膜がかかっているようになっているのです。

肉体に同化していれば肉体が操作できると思うのは勘違いです。

内部から意識の筋肉のようなものが開いてこそ肉体の目も開くのです。


~ツイッターより~
◆100年にひとりのバレエダンサーといわれたシルヴィ・ギエムは、ある著名な日本人ダンサーと
共演したとき「私の目をちゃんと見て!」と何度も注意したという。
日本人ダンサーは「ちゃんと見ているつもりなのに何故?」と困惑したそうだ。
ほとんどの人間がまだ肉体の目すら開いていないということ。



この方の場合、もともとのセンスと素養も相まって、ほんの少しの修正で変化が起こったのですが、内部の目
の開発や秘教的なワークも手伝って「今晩、なにか怖いものを見そうな感覚がする」といわれました 笑

「未知なるもの=怖いもの」とすれば、新しいポイントが開くことにより何らかのヴィジョンが見えることはあるかも
しれませんが、はじめから再三強調しているのは「対象化されたヴィジョンには意識を向けない」ということです。

それが悪霊であれ、天使であれ、神であれ、対象化されたものはすべて現象側の世界の話なのです。
(先述のゾーン体験で見えるヴィジョンも同じことです)

意識を向けた瞬間、一瞬の気絶とともにその世界に「入って」しまい、それらは実体感を持ち始めるのです。


また、それらに囚われるか否かは「信頼」が発動しているかどうかの目安にもなります。

「信頼=対象化されない祈り」それ自体に怖れはありません。


千手
合わせ鏡の中で


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