#サードアイの空 #丹田強化 #脳梁連結 【6/12(日) 東京ワーク ~所感と解説~】
6/12(日)東京にてワーク開催しました。

ゲシュタルト崩壊中
【今回のメニュー】
・2人組で邪気払い(身体本来の軽さを知る)
・脳梁連結エクササイズ(錯覚をすり抜ける)
・グラウンディングと姿勢の調整(エネルギーを立てる)
・集中力強化(左右両刀使いetc.)
・丹田強化(肉体・物質を通して具体的に体感する)
・低音と高音で肉体を垂直に超える(声帯の限定音域を外す)
・ゲシュタルト崩壊体験(頭の中の発声と概念を切り離す)
・鏡の中の一つ目の漆黒をのぞき込む(見ている私は誰か)
・内部の目の立体感覚(3点の拮抗構造で世界を中心に引き込む)
・ビンディ・メソッド(サードアイの空と自他の消失体験)
・肉体次元の延長と具体的な俯瞰視点の確認(エナジーボール使用)

内部の目と立体意識で鏡を見る

禁断の飛び道具

脳梁連結中
【ワークの感想と応答】
感想をいただきましたので応答とあわせてシェアします。
■ 盆の窪を開ける
私は瞑想時に、うつむいてしまう傾向があるので、意識していきます。
(坐禅の形として、視線を落とすような形を学んだことがあるため、それが出てしまっていると思います。)
禅などの半眼の瞑想であっても、頭部は下に落とさず頚椎を立てるようにします。
肉体の目の方向に引っ張られると意識は物理にとどまります。
また、前頭筋を緩めて下方向に落とさないようにしてください。
(といっても、意図的に眉毛を上げて額を持ち上げようとしないようにします。
額に皺が寄るのは使い方が間違っています)
以前、床に手の平を置いて接地面を前方向にズラしつつ指の腱を
後方向に引き、受動でも能動でもないあいだに浮く感覚を見ていただき
ましたが、前頭筋もそのように使います。
これはグラウンディングにおける、踵と母指球と小指球との関係性でも
同じことです(足の指はフックのように使います)。
ちなみにグラウンディングの説明ではよく「足の裏を地面につけて」と言いますが、
足の裏全体をベタッと落としてしまうと中心は浮きません。
能動と受動のバランスがとれたときには、中心(足の裏の場合は土踏まずの中央)
が自動的に「浮く」のです。
座布団を蹴るワークの時にお話ししましたが、力は肉の面で伝えるのではなく「押しながら引いている
(グラウディングの場合は足の裏と床が双方押しながら引いている)」バランスがとれたときに中心から
自動的に発動する、方向性を持たされたエネルギーの束によってピンポイントで伝えるのです。
(蹴る・殴る、の場合は受動・能動の拮抗でできた肉の筒をインパクトの瞬間に「置いて」おき、エネルギー
を筒の間に「通す」感覚。インパクトの瞬間に末端を脱力させるのは、肉はそこに「置いておく」ためです。
このことは、肉体のみならず座禅の在り方にも全てつながっています)
■ 足裏、恥骨、下腹部(丹田)、頭頂のラインを意識する
坐っているときはなかなか難しいと思いますが、立っているときや歩行時は日常でも実施できることと
思いますので、平時にも意識していきたいと思います。
「中空に浮いている感じ」は、「Rubin’s work」の本にありました「覚醒側と現象側の間にとどまって
観察している」という状況と関連しているのかな、と思いました。
私見では○○様の場合、下半身の内転筋群のハリと引き合いが弱く、大腿全体を内側に巻き込んで
しまっているため、足の裏で床を押す力が効率的に伝わらないため、グラウンディングが弱いのです。
この状態は、自我にも直結しています。
対処としてはまず基本の丹田をつくったうえで、大腿直筋を縮めないように留意しつつ、直立姿勢の調整
(頭頂・背骨・尾てい骨のラインが基本)を行ったときのように、ハムストリングス側を上下に引き合い、
股関節を外転させ、踵と母指球と小指球を床下方向へ踏み込むようにします。
この辺りは精神面のアプローチのみでは時間がかかりすぎるので、筋肉等の即物的な説明になってしまいますが、
対面でひとつひとつお伝えしないと難しいと思いますので機会をみて調整します。
とりいそぎ丹田をつくり、姿勢の調整で身体後面が上下に引っ張られたときの感覚を定着させていってください。
■ 胆力が大事
・瞑想や坐禅は胆力がないと持続しない。
・胆力があれば、瞑想時の危険性も減る(その意味で自我の形成後に取り組むことが重要)。
50歳台も半ばを過ぎますと「自我やエゴの形成は十分してきたかな、、、」という感覚がありますが、
かといって「胆力がある」ともいえないと思われるので、これは、日々の生活を通じて意識して
いきたいと思います。
自我は本来、現実生活で自然に形成されていくものですが、自我と結びついた胆力はその人独自の方向性
を持ってしまいます。
この方向性に気づかないまま座り続けても「自分が座っている」感覚は抜けません。
自我がなくなった感覚が起こっても、それ自体に自我の方向が付随しているため「なくなったという方向性」
を見ていることがほとんどなのです。
瞑想では、胆力をエネルギー源として使い、単体で発動させた状態を「置いておく」ことが重要です。
その意味で、自我は「消す」のではなく機能として「置いておく」ようにします。
また、胆力を単体で使う場合にも、肉体の構造としては周囲の筋肉群も連動して
使われることになりますので、やはり一定以上の体力は必要になってきます。
年齢が上がれば一般的に胆力・気力・体力は低下してきますが、力の低下を補ってくれる肉体に
還元され得ないエネルギーは確かに存在し、それはその人の発心の強度に比例するといえます。
(ワークでの6時間は長いように感じる方も多いと思いますが、例えば10日間座り続けるリトリートを
考えればこの程度の体力・気力は必須と言わざるを得ません。ただし、体力・気力を決して「根性」
で補おうとはしないでください。要は、構造を理解しエネルギー効率を高めればいいのです)
■ 第三の目を作るワーク
私が人の周りの光が見えるときは「対象に集中せず、ちょっと引いてみている感じ
(わざと焦点をあわせない感じ)」があるので、それと同じ感覚かな、と思いました。
このワークも日常で実施可能なので、「盆の窪を開ける」意識とともに練習して
いきたいと思います。
(光が見える現象については、放置すること了解です。)
焦点を曖昧にすると光のようなものが見えますが、そのとき人の輪郭が曖昧になる場合はまだ平面的な
肉体の目で見ています。
ワークで行った「立体的な見方」で目の前のシールの点を見たときには、点が内部の目に映った(引き込んだ)
状態と全体を見ている状態が両立していませんでしたか?
カチッとはまったときには、円の周囲に光が見えても点はくっきりしていたと思います。
この見方と同じで、立体的に転換した目からは人の輪郭も光もくっきりと両立するようになります。
おっしゃるとおり光を見ることは目的ではありませんが、この見え方の違いは平面意識か立体意識かの
ひとつの目安としてとらえてください。
また、盆の窪を開けるときには呼吸の際、体前面で垂直方向(肺の方向)に吸い込むのではなく、鼻から
吸った空気をいったん水平方向に引き込むようにし、イメージでいいので上咽頭付近にぶつけるようにしてください。
ぶつけると同時に盆の窪周囲の骨を(指でひっかけたときのように)押し拡げるように
連動させます。
うまく連動したときには、その瞬間に眼がパッと開きスッキリした感覚が起こるはずです。
■ 俯瞰視感覚
第三の目を作るワークの「ちょっと引いてみる感じ」と同じように、あまりに「前方」にフォーカスしている
認識システムを緩める感じかな、と思いました。
自分を斜め後ろ上空から俯瞰している感覚は、視覚が働いている時はかなり困難で、脳内でなんとか
イメージできるかな、という感じです。
例えば「第○○チャクラ」といったような肉体を超えた概念も存在しますが、概念から入って盲目的に信じるのではなく、
ワークで鏡を使って頭頂部を頭上から見たときの感覚のように、常に自身で具体的に体得することが重要です。
曖昧なイメージに流れないためには、ワークで行ったように
①姿勢を整えグラウンディングする
②両手で気感を練る
③頭頂をピンポイントで意識する
④手で実感が持てる位置を触る
(補足として⑤鏡でその位置を後頭部から見てみる)
という流れで具体的に感覚を磨いていってください。
このとき④の「実感が持てる位置」より先はイメージを急がず、少しずつ実感を伸ばしていくようにします。
流れでワークに取り入れることはありますが、俯瞰する意識は視点の転換とともに自然に生まれてくるもの
なので先を急ぐことはありません。
上位よりも背面の意識を明確にし、前述の丹田とグラウンディングをしっかり確立することが先決です。
【ビンディ・メソッドとサードアイの位置】

「うわぁ、何コレ!?」の悲鳴があがった「ビンディ・メソッド」。
取り扱い注意につき、方法は伏せておきます。
方法は割愛しますが、ワークで「サードアイの位置にシールを貼ってください」と言ったら、この写真の
位置よりも下、眉根に近い位置に貼った方が数名いらっしゃいました。
位置も概念であり諸説ありますが、その位置だと力んで前方に押し出そうとしたり、
思考と連結しやすかったりするのです。
個人的にサードアイと呼んでいるのは思考と連結しない空白の受信機であり、具体的な位置としては
左右の前頭筋分岐点と鼻根筋上部が接する、微かに凹んだ部位を指しています。(上図参照)
実際に指で触っていくと、感覚の鋭い方ならば位置をピンポイントで見つけられるはずです。

スナイパーの照準は、ちょい上?

メメクラゲ?


指の皺地獄!
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