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#尾骨と自意識 #活元とクンダリーニ 【11/26(土) 東京ワーク ~所感と解説~ その1】

2022/11/27

11/26(土)東京にてワーク開催しました。

かべゆび kabe.jpg
「指一本で空を見るワーク」



【尾骨の意識と「空の筒」】

今回はエネルギーの供給源となる尾骨の意識を段階的につくっていきました。

普段、ほとんどの人は尾骨の意識が抜けています。

エネルギー自体は常に供給されているのですが、意識化されていないとベクトルが分散してしまい
瞑想においても日常動作においても効率的に使えません。


まず、尾骨上部に接続している仙骨の意識からつくっていきます。

ほとんどの人は仙骨の意識が後ろ方向へ抜けているため、尾骨で発生したエネルギーが背骨を
伝わらずに霧散してしまいます。

ただ、瞑想や武道などでも「仙骨を立てなさい」とよく言われますが、周辺に拮抗して引っ張り合う対象
がないと傾きだけを調整してもエネルギーが蓄積されません。


そのため、まず仙骨を意図的に斜め下方向へ巻き込むように押し込み骨盤を前方向へ傾けます。

この状態だと、仙骨の下に続く尾骨は丸くカーブした形で会陰方向へ押し込まれます。

このとき、膝は自然に曲がるのですが、尾骨の位置をその場所に置いておきながら臀部の筋肉を
脱力させ(仙骨の気は抜かない)踵を踏みながら膝をゆっくり伸ばしていきます。

すると、骨盤が元の傾きに戻っても踵方向へ尾骨が引っ張られている状態になります。
(踵と盆の窪と頭頂は上下にひっぱりあっている)


尾骨は通常3~5個程度の小さな骨が連なっていますが、一番下の1~2個はフワフワぶらさがっていて
ほどんど意識に上りません。

しかし、尾骨の上部が引っ張られる意識ができると、一番下の骨がイメージと物理の境界のような微細な
感覚で意識化されてきます。


ここから生まれたエネルギーは尾骨上部を通って背骨の内側を昇っていくのですが、上っていくときに尾骨上部
は下方向へ引っ張り続けるようにし、中心部を通すようにします。

エネルギーと骨を同時に上方向へ上らせようとすると力がスカスカ抜けてしまうのです。

この「中心部を通す」感覚は、あらゆる現象のどこを切り取っても存在する「空」の感覚がつかめていないと
分かりにくいものです。(「空」の意識は別のワークでやります)

背骨はこの肉体構造における便宜上の「空の筒」であり、実際にエネルギーが通るのは肉体ではないのです。



【尾骨初動の動きと自意識の強張り】

尾骨の意識をつくって動作を尾骨から起こすようにすると、びっくりするほど軽く動けるようになります。

実際、参加者さんたちに「尾骨から足を上げて歩いてください」といったところ「びっくりするほど軽い軽い!」
「足が勝手に上がる!」と驚かれていました。


注意するのは、仙骨にしても尾骨にしても「意図的に力を入れる」のではなく、全体のバランスの拮抗と方向性
によってエネルギーを蓄積するということです。

正座した状態で尾骨の意識をつくり、尾骨からスッと片足を前に出して立ち上がる動作を行っていただくと、
参加者さん全員がまるで居合の達人のようにシュパッと一瞬で立ち上がってしまい、みなさん自分自身で
びっくりして笑いが起こっていました。


動作の軽さ・速さもそうですが、自意識を落とし尾骨から動けているかどうかの目安として
「大腿直筋を固めていない」ということがあります。

大腿直筋や上腕二頭筋は自意識が頑張って「やろう」とする意図と連動して力が入ります。


ワークでは、重い机を持ち上げることでこれを体感していただきました。

無意識に持ち上げようとすると大腿直筋と上腕二頭筋に力が入り固まりますが、尾骨を意識し丹田に
気を込め、机の縁はただ骨格にひっかけるようにして踵とハムストリングスを拮抗させると、最小限の力
でひょいっと持ち上がります。

この持ち上げ方だと、腰痛も起こりにくいのです。


尾骨初動で動く意識は、身体前面に偏向する自意識から動く感覚と全く異なります。

本来、あらゆる動きの初動というのは常に自意識の発動する前の「純粋な意志」から起こるのですが
(「純粋な意志」を具体的に見切るワークは別でやります)、私たちの気づきは自意識が発生した段階で
起こり「私が動きを起こした」と思い込んでいます。

この「純粋な意志」を私という自意識に混在させないとき、エネルギー効率は最大となります。


瞑想においては、発生したエネルギーは水平方向の目的へ拡散せずに垂直方向へ直に上らせればよいのです。

この垂直方向のエネルギーは、全ての脊柱動物(四つ足の場合は見た目は水平)の基本的な生命線です。

これにより私たち人間は無意識のうちに垂直方向へ「起立してしまっている」のです。


このラインのエネルギーを意識化すれば、ほんの数秒でエネルギーリセット&チャージが可能です。

これは神秘的なエネルギーなどではなく、構造的にラインを利用したものです。



【活元運動とクンダリーニ】

とはいえ、背骨のラインが完全に整った「空の筒」になっている人は稀です。

そのため水平の目的(日常の動作等)を設定せずに、尾骨のエネルギーを最小の筒を通そうとしても肉体の
強張りや歪み、意識のブロック等に阻まれたエネルギーは瞬間瞬間、水平方向へランダムに漏れ出そうとします。


この漏れ出すエネルギーを体感していただくために、今回は野口整体の活元運動を利用してみました。


活元運動の詳しい説明は割愛しますが、運動が起こる前に3つの準備動作を行います。
(鳩尾を緩める・背骨を捻じる・肩甲骨を寄せながら息を吐く)

準備動作を終えて頭を空っぽにしポカンとしていると、その人の体癖に合わせて様々な自発動運動のようなもの
が出てくるのですが、今回はそれにプラスして尾骨と盆の窪の意識を留意しておきました。

活元運動でもよくあることですが、初めて行った場合は動きがほとんど出ない場合があります。


今回の参加者さんもダイナミックな動きがでるところまではいかなかったのですが、ある参加者さんは
「自意識が邪魔をして動きがでる前に止まってしまう」と分析されました。

まさにこの自意識が問題で、動きが出るに任せるには完全にアタマを空にしてポカンとする必要があるのです。
(ポカンを超えたホワイトアウトぎりぎりの意識が理想。そのために盆の窪を開けてエネルギーをスパークさせる)

さらに瞑想へ応用していくためには、ポカンとさせたうえで頭部や背骨などの骨格をその場に「置いて」おき、
四肢の先から漏れ出ようとするエネルギーを空の筒にピンポイントで収めたいのです。(漏れ出るレベルの
エネルギーを一束に収めてはじめてエネルギーがダイナミックに上る)


よくクンダリーニのエネルギーはジグザグに上るといいますが、空の筒が完全な状態であればどこにも
ひっかからずに上ります。

しかし、肉体と同化しているかぎり完全な空の筒は存在せず、肉体と意識の境界を断続的に
(猛スピード&高圧で)ぶつかりながら上っていきます。

この動きが龍などに例えられているのです。


エネルギーはすべてに遍在しています。

クンダリーニのエネルギーが特殊なわけではなく、たまたま肉体の構造的に尾骨で発生したエネルギーが
「そのとき通れる場所を通れる量だけ通っている」ということであって、本来はすべての空間に満ちているものです。

空間にぶつかるところがなければ、エネルギーはただそのまま遍在するだけです。
(この物理宇宙においては様々な動きの拮抗によって密度に差が生まれ、流れが生まれます)


⇒ #4-7-8呼吸法 #パチンコ覚醒? 【11/26(土) 東京ワーク ~所感と解説~ その2】
へ続きます。



関連記事
⇒ #能動と受動 #あいだ  【9/5(土) 東京ワーク ~所感と解説~】


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