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#強制覚醒 #トーラス #自我脱落 【2/25(土) 東京ワーク ~所感と解説~】 

2023/02/26

2/25(土)東京にてワーク開催しました。


【尾骨の目覚め】

ふうせん1

背骨と丹田と意志のベクトルの拮抗バランスを整え頭頂を開き、尾骨の風船を割った瞬間、
衝撃がスコンと縦に抜けた参加者さんも。

(試したい方は、尾骨を床に打ち付けないよう細心の配慮を!)

ふうせん3
「強制覚醒!?」


身体構造の拮抗バランスから生まれる浮力が体軸を貫く感覚を体感してもらいました。

kikkou1.jpg kikkou2.jpg
「インナーマッスルと引張り合いの拮抗のバランスで、丹田の内側から浮きあがる(以前のワークより)」

~Rubin's work ツイッターより~

◆純粋な「意志」をどこにもぶつからないように「通す」とき、筋肉自ら最小の力で最適な拮抗バランスをとる。

◆足裏をピタッと地面に接地し、地面からの押し戻しを感じつつ爪先と踵でグリップすると、土踏まずの
アーチの頂点が上方向へキュッと引きあがります。
肉を落とさず上下の拮抗とバランスで構造的に直立している状態が本来のグラウンディングです。

◆「自律した意志」は、拮抗するバランスの中心から浮き出る。



【背面のトーラス】

開脚状態から足を後ろに抜き、普段は意識しづらい背後に巻き込むトーラスを立体的に感じます。

トーラス1

この時、耳の後ろ側で背後の音を聴くように空間を巻き込みます。

ある参加者さんは、足を抜かなくても可動域まで開脚し内転筋群をターンアウトさせ耳の後ろを意識
しただけで意識が立体的になりました。

~Rubin's work ツイッターより~

◆前に進むという直線的な前後感覚は、人間の心身と認識の構造自体に組み込まれています。
目が前面に配置されたのはこの理由です。
認識には、後ろが見えないという視野の死角が大きな影響を与えています。
これが、トーラス状の見かけ上の運動の一部を、直線的に切り取らせる要因です。



紐の両端を持ってピンと張り、身体の前面から頭上を通り背面へ抜いていくと、頭頂より少し手前
に視覚から紐が消えるポイントがあります。

視野から紐が消えるポイントで意識を切り替えずに空間をつなげていくと、頭頂から背面のトーラス
を体感できるようになります。

肉体の目の視野に引っ張られた平面的な身体意識を立体的に補完するのです。


このとき、体軸は空の筒になっています。

トーラスの中心は、内にも外にも属していません。

私たちは、宇宙の「中」にいるのではないのです。


【自我脱落の乗り物】

丹田の内圧、尾骨から頭頂へ抜けるエネルギーライン、存在の座(丹田の中空)に発生する意志、
丹田の底面(純粋な自我体の受け皿)、それらのベクトルが拮抗する構造を体感していただきました。


拮抗状態を整えた上で坐禅を組み両手を上げ、背後から両手を上へ引っ張りあげてもらい、手を緩めて
ストンと落とされると、構造のバランスが釣り合っていればエネルギーがパッと発射され最適化された
通り道を抜けていくのが感じられます。

この構造を体得した上で構造そのものをそこに置いておけるようになると「この私」は起こっていることを
ただ見ているだけでよくなるのです。


あとは、純粋な自我体から外れて頭部へ昇った自我感覚を本来の位置へ還せばよいのですが、還そう
とする主体が自我感覚に癒着してしまっているため、意図すればするほど頭部に気が昇った状態に
なってしまいます。

そこでいったん自我感覚だけを単体で寝落ちさせ、内圧を練った「乗り物」に乗せて丹田の中空へ一緒
に落としてしまう方法をとります。


今回この「乗り物」は、上咽頭を上方向へ押し上げながら唾を呑み込むときに発生する直径2センチ程の
圧の塊を利用しました。
(「乗り物」は意識的な裏技であり、本来の脱落は偶発的な落下によって起こります)

通常は唾を呑み込んだ直後に喉の辺りで圧は消えてしまいますが、肉体とイメージの境界ギリギリに集中
し続けることで圧を保ったまま丹田の中空めがけて落とします。
(圧を保つには、圧をどこにも癒着させないこと)


丹田の中空に発生する意志と自我感覚が乗った圧がぶつかる瞬間、反発する磁力のようなものが発生し
(ここはまだ肉体の境界線上です)トランポリンのように上方向へエネルギーを跳ね返そうとしますが、
跳ね返される前に丹田の底面(純粋な自我体の受け皿) を落とし穴のようにパカッと抜くと同時に圧の中心
をヒュッと真空に吸い込ませてしまいましょう。
(脱落体験が明確に起こらないのは、この全てのタイミングが一致しないからです)

すると初めて、どこにもつかまるところのない虚空に意志だけが生まれては消えていく現場に立ち会うこと
になるのです。


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