fc2ブログ

#ハートのヴァイブレーション増幅術 【10/14(土) 東京ワーク ~所感と解説~】 

2023/10/15

10/14(土)東京にてワーク開催しました。

ワーク1
基本の軸をつくる人々


【エネルギーと目の連動】

今回のワークでは、エネルギーと目の連動を体感していただきました。

肉体と同化している意識ではエネルギーと目と気づきが無意識に癒着していますが、癒着を分解しエネルギー単体
で意識できるようになると、気づきと連動した眼球運動を利用して目的のセンター(アタマ・ムネ・ハラ)にピンポイント
でエネルギーを供給し活性化できるようになります。


この感覚をつかむためには、何段階かのプロセスを踏む必要があります。

まず、基本のワークとして「壁に指を押し当て、押しても押しきれない空白の中心」を見つけます。

空白が見つかったら今度は「手の平の中心をギュッと握り、握っても握りきれない空白の中心」を見つけます。

この空白の中心に意識を合わせ、拳が浮く感覚がしてきたら、感覚に任せてポカンとしていると、
勝手に拳が動き始めます。(この動きは「私の意志」ではなく、自発動運動にも近い「体の意志」です)


次に、拳をギュッと握ったまま腕を頭上にあげて腕の筋肉を意図的に緊張させます。

30秒ほど上にあげた後にストンと脱力して腕を落とすと、血液や体液がサーッと流れる感覚とともに緊張の
反作用でふわっと浮く感覚が起こります。

このふわっと浮く感覚を腕の外側に発散させずに内側の中心から意識すると、先ほどの拳の中心の空白と
同じものが見つかります。

これが見つかったら、最初はイメージでよいので空白を筒状に伸ばし、腕の内部(指先から肩まで)に通っている
感覚をつくります。


【気のボールと浮力】

ここで、この腕の空白はいったんおいておき、両手の平を擦り合わせてから離し、左右の手の平を向かい合わせ
たまま遠ざけたり近づけたりしながら中央に気のボールのようなものを練ります。

(このとき、近づけたり遠ざけたりする動きのどの瞬間にも手の平の中心に先ほどの中心の空白があるのを感じ、
押しながら引いているようなあいだに浮いているようにすると、ボールの弾性と圧がくっきりしてきます。
この感覚をつかむには、輪ゴムの両端に指を引っ掛けて引っ張ったり戻したりしつつ、そのどちらでもないあいだ
の空白を見つけるとよいでしょう)

このボールを圧縮していくと、水に浮かせた風船を上から抑えて沈め、抑えた手を離すとプカッと浮き上がるとき
のような、ベクトルを持つ浮力が生まれてきます。


この浮力と同じ感覚を、先の腕の内部の筒に入れ、筒の中を移動させたいのですが、まずはじめに眼球を
動かしながら指の先から肩まで腕の表面をなぞるように見てみます。

次に、意識を筒の中の空白に合わせ、眼球を動かしながら筒の空白をボールの浮力と同じ感覚が「見ること」
と連動して動いていくのを感じます。

それが出来たら、こんどは眼球の外側を動かさずに、眼球の裏側(眼窩の内側)の微かな動きだけで筒の空白
の中を動く浮力を見ていきます。


浮力を連続的に見ていると(本当は、眼球運動はカクカクと非連続的なため、筒の空白と浮力は両方とも非連続的
にその瞬間発生しているだけですが。肉体の目は構造上、完全に連続したエネルギーを見ることはできません。
逆にいえば、肉体に同化した人の目は、エネルギーが非連続のまま補正されないので意図的に利用できないのです。
エネルギーの通る空白の筒を潜在的にイメージできないので、クンダリーニも昇りようがありません。なぜなら
クンダリーニエネルギーは最初から決まった形を持つものではなく「そこに通れる道があれば通る」結果として昇る
ものだからです。「私たちの意識が肉体を作っている」というとき、意識が肉体の目と癒着していればイメージに
限界をつくり、目がエネルギーを分断させてしまうのです)、押し引きしながらプカッと浮き上がろうとする力が、
あたかも磁力の反発力のような感覚になってきます。

エネルギーそのものは、筒の空白を通る浮力のような力というよりも、磁力の圧の中心の細い穴をプシュッとかい
くぐる時に発生する電磁力の瞬発的なスパークの断続のようなものです。


【眼球運動とエネルギー】

眼球の裏側の動きとこのエネルギーの連動がつかめたら、こんどは眼球をその場所に置いておき、その後ろにある
「内部の目」と呼ぶところから眼球の運動を眺めてみます。

(内部の目そのものは実体はありませんが、肉体の目の2次元視から立体的な3次元視にシフトすると気づきの
センターとして自動的にこの位置に立ち顕われてきます。ワークではこの内部の目へのシフトを具体的にお伝えしています)


眼窩の空間に浮かぶ眼球を眺めていると「見よう」と意図した瞬間に眼球が動き、それと連動して目視(フォーカス)した
対象物のエネルギーが凝縮し、浮き上がるような感覚が発生するのを肉眼の後ろ側から観照できるようになります。

(内部の目は実体がないとはいえ、未だ肉体側に依拠するセンターのため、鑑照しつつもチラチラと内圧は変化していきます)

この感覚の断続をエネルギーの移動と連動させるのに、もはや眼球を意図的に動かす必要はなく、ごく微細な意図
が発動するだけでよくなります。

ここまできてはじめて、エネルギーを単体で見つつ意図だけで移動させる感覚がつかめるようになります。
(このような肉体的なプロセスを経ずイメージだけで動かす方法でも、イメージが具体的であれば多少は動きますが
感覚としては曖昧なものにとどまり、曖昧な部分を曖昧なイメージによって編集してしまうのです)


突発的に昇るクンダリーニはエネルギー偏差を引き起こしがちですが、エネルギーを具体的に意識で動かせるように
なると意図だけで背骨上下にエネルギーを通せるようになり、垂直のエネルギーを必要な量だけ必要なセンターへ
水平に分岐して供給できるようになるのです。


ワーク2
ハートをウラから取り出す人。


【ハートにエネルギーを引き込む】

今回のワークではこのプロセスをひとつひとつ辿ってつくっていき目と癒着した自意識をエネルギーに乗せて落とす
目的で利用しました。

自意識(注:自我の本体と自意識はまた別)は肉体の目と癒着すると「この自分が見ている」という感覚が発生しますが、
肉体の目から内部の目へシフトしたうえで自意識を内部の目まで引き戻し、さらに内部の目の裏側からエネルギー
に乗せて(くっつけて)下方向へ落とすと、目との癒着が剥がれた自意識は「自」が消えます。


この「自」が消えたエネルギーは下方向のベクトルなので、本来であれば背骨の内側を通って尾骨まで自然に
落としてしまえばよいのですが、今回は胸のセンターに引き込み活性化に再利用しました。

(各センターに水平に引き込むのは上昇エネルギーでも下降エネルギーでも利用できます。
通常はこれを無意識下で自動的にやっていますが、エネルギー単体で扱えるようになると意図的に引き込めるのです。
この水平の「引き込み」は、内部の目と思考の癒着を引き剥がすときにも使われますが、無意識的な人間は
頭部と胴体のエネルギーが頚椎で分断しているためエネルギーの意図的な上昇は下降よりも難易度が高くなります。
そのため、頚椎から頭頂ラインの意識的な開発が別途必要になってきますが、盆の窪の溝を開けて頭頂をピンポイント
で意識できれば思いのほか簡単に通るものです)


内部の目の裏からハートへ向かってエネルギーを下降させるときのラインですが、これを具体的に知るためにまず
水をごくんと飲んでいただきました。

ごくんと飲むときに、無意識であれば喉から食道を流れる感覚だけが意識されますが、ごくんの瞬間に水が口腔の
奥へ水平に引き込まれるときのクッと引きあがるポイントがあります。

このポイントのもうひとつ奥の上咽頭の辺りの空間を広げるような感覚と盆の窪の溝を開く感覚を連動させ、
内部の目の裏からその位置まですとんとエネルギーを落とし(このときエネルギーと一緒に上咽頭付近の引き上げ
を落とさないようにする)ハートの位置で水平に引き込みます。

エネルギーの通るラインは飲んだ水が通るラインと頚椎の内側の間です。


内部の目の裏から上咽頭までのラインの間はブラックボックスのようにモヤモヤして意識化できないかもしれませんが、
エネルギー感覚だけ単体で意識できていれば大丈夫です。

エネルギーのラインは物理とイメージの境界に立ち顕われてくるものであって、実体のある管ではないからです。

先に「ハートに水平に引き込む」と言いましたが、自分で引き込むというよりもハートの位置が明確に意識化できていれば、
ただフッと意図するだけで勝手に引き込まれます。


【ハートのヴァイブレーションとは】

参加者さん各自の思うハートの位置を指してもらったところ、高さはほぼ正確でしたが奥行きの位置が体の前面側
(前面から奥3センチぐらい)に寄っている方がほとんどでした。

これは「ハート」という概念が肉体感覚や感情に癒着していることが原因であり、概念レベルによっては間違いではない
とはいえ、ピンポイントにハートの源泉を指すのであればさらにその奥、背骨側から見て4センチぐらいのところにあります。

源泉ではごく微細なヴァイブレーションが発生していますが、この感覚に還るためにまず、フワーッと欠伸をしていただき、
欠伸の最後の最後に残るミーーンという痺れにも似た感覚を見てもらいました。

また、体の凝った部位をウーンと伸ばしたとき最後の最後の余韻で残るジーーンという震えのような感覚も見ていただきましたが、
ハートの源泉が肉体側に触れるヴァイブレーションは、それらの感覚の消えるか消えないかという境界の感覚に近いものです。

「琴線に触れる」という言葉がありますが、それはまさに弦のビーーンという響きのようなのです。
(ハートを意識しつつ胸の前に輪ゴムを持ちビーンと弾くと連動するのがわかります)


この純粋な響きは、肉体の粗雑な意識が混入すると感情と癒着します。

ハートは感情やイメージではなく、むしろ物理的な現象と直接触れているものです。

例えば、不意な出来事に心臓が浮遊感覚を伴ってドクンと打つことがありますが、その瞬間にジェットコースター
のマイナスGのような無重力感とともに心臓の裏側の空間がひっくり返って現象すべてに触れながら滑り出して
いくような感覚に近いかもしれません。


本来、ハート単体では現象を「見る」ことは出来ませんが、内部の目と肉体の目の癒着を引き剥がして自意識を落とすと、
ハートで触れている現象全体をハートの位置で直接見ているような感覚が起こります。

その感覚は、認識のセンターから見たワンネス感覚よりも触覚を伴う生々しいものです。

(ちなみに、人体の構造上アタマ・ハート・ハラのセンターの区分と感覚の違いがありますが、それらはあくまでもこの
肉体に同化した人間の認識です。例えば身体の輪郭を透明にして、これらの縦に並んだ3つのセンターを頭上から
俯瞰で見れば3つが重なってひとつの点としてあるだけですよね)


ハートの位置がピンポイントでつかめたうえで先のエネルギーが引き込まれると、ハートのヴァイブレーションのアンプ
(増幅器)機能が活性化し、触覚の精度が上がります。

これにより肉体的な構造への波及として、肋骨の間が開き肋間筋がストレッチされることで内圧の膨張に対応しようとします。


今回、この一連のプロセスを具体的に体感された方がいらっしゃいましたが「本当だ、自動的に肋骨が広がる!」
と驚かれていました。

実をいうと、このプロセスは微細な感覚を必要とするので一回では伝わらないかもしれないと思っていたのですが、
各参加者さんそれぞれに受け取っていただけたのは嬉しい誤算でした。

次回は、このハートの体感を「対象のない祈り」の本質につなげていければと思います。

ワーク3 ワーク4
祈りって、こういうことなんですよ。


関連記事
⇒ #輪廻はあるのか #私と世界の存続 【9/17(日) 東京ワーク ~所感と解説~】


※ワーク参加ご希望の方は、メルマガ登録をお願いします。(参加条件あり)
⇒ ご登録フォームはこちら



⇒ Rubin's work 主催 AYA プロフィールはこちら

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 瞑想へ
このエントリーをはてなブックマークに追加
comment (0) @ ワーク
【#DALL-E 3 #天使が通る #アブダクティー  覚醒からのつぶやき 111】   | 【#弥勒先生 #ソロモンの環 #人類滅亡  覚醒からのつぶやき 110】  

comment

コメントを送る。

URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する