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#思考の発生 【6/29(土)東京ワーク ~ご感想と応答~ その1】   

2019/07/03
6/29(土)東京にてワークを開催しました。


ワークのご感想をいただきましたのでシェアいたします。
(一部、修正・加筆しています)


※休憩時間の遊びで使った錯視動画
20110729065615.gif



【今回の主なメニュー】

・心身の浄化と脳の活性化の身体ワーク
・水平と垂直の感覚と姿勢の整え方
・尾てい骨~背骨~頭部のエネルギーラインの意識化・活性化
・能動・受動・あいだの感覚をみるワーク
・あいだの感覚と一体化するワーク
・思考の発生を見るための基礎準備



「錯覚回転画像」は
画像に注視していると同じ方向に回り続け
視線が外れたり、意識が画像から一瞬でも外れると
逆周りを始めました。
画像に飽きてくると、
意識の彷徨いを表すように
ころころと回転方向が変わる様が興味深かったです。



あのシルエット錯視動画※は有名なものですが、予想に反して参加者さん全員が
数秒ごとに「変った!」「また変った!」と次々に言い出したのでちょっとびっくりしました。

通常は、一度同じ回転方向に見えてしまうとそんなに頻繁には変化しないと思います。
(注:この動画を見る前に脳を活性化する簡単なワークを行っていました)


ちなみに、どちらの回転に見えるかは右脳左脳の優位性にはあまり関係がないそうです。

錯覚の現象は興味深く、ちょっとした隙に不確定なゆらぎの感覚が呼び起こされることによって
わたしたちの認識や世界のとらえかたは固定化されたものではないということがわかります。


スポンジやクリップを押すワークは
押している間は手に意識が集中していますが
力を抜くと意識がスポンジに移るようでした。
まるでスポンジに乗り移ったようでしたが
切り替わる瞬間、
体が浮くような感じがあるのみで
切り替わる瞬間の
意識の状態を捉えるのは困難でした。



かなり微細な感覚を要するので短時間ではなかなかわかり辛かったかもしれませんが、
集中して繰り返していくとまず、自分の「手」という感覚が薄れてきて押しているものと
押されているものの境界線がはずれて、接触の一点が瞬間瞬間に顕れては消える状態に
なっていきます。

今回は接触点で起こっている現象というよりも、その瞬間に起こっている「自分側の」意識
の状態と力学的な浮遊感にフォーカスしてもらったのと、「能動」「受動」「切り替える」という言葉を
強調してしまったために逆に手とスポンジの分離感を強めてしまったかもしれません。

このあたりは本当に微細で集中力を要するところですので次回もう少しじっくりとやっていきたいと思います。


身体のワークは相変わらず
とても興味深いです。
身体のワークがうまくいく状態は
物事がうまく流れている状態にも似ています。
意識の幅、微細な注意の向け方、
何を手離して、何を意図するのか。
どの様な姿勢なのか。
気がつくと、軽い瞑想状態のようで
日常の意識の状態と
姿勢について
改めて考えさせられました



粗雑な顕在意識をもって身体との同化をはずすことはできません。

逆に、身体自身は「私」が意識化できないことを全体性の中ですでに知っています。

「私」は「足をあげる」ことひとつとってみても、そのプロセスをほとんど
理解していないのです。

慣れ親しんだ姿勢はその人自身のユニークな個性ともいえますが、姿勢の癖はものの見方
や考え方をパターン化し、概念を固定化します。

完璧な姿勢を目指すというよりも、姿勢の癖を意識化してはずしていく瞬間のゆらぎと
組み変わった瞬間の新鮮な感覚の中に、さきほどの錯覚の例のように「あれ?」っという
気づきが起こりやすくなることがあります。

今まで疑いなく自分だと思っていた概念にズレが生じた瞬間の空白に、反転し裏返った「何か」
が立ち顕れてきます。


盆の窪、もう少しワークしたかったです。
とても興味深かったので
アホになる(?)ワークも合わせて
またワークに加えて頂けると嬉しいです。



アホになるのは、その空白に「後ろ向きに」飛び込むような感覚かもしれません。

皆さんにはぜひ一度、完璧なアホの状態を経験していただきたいと思っています 笑


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⇒ #感覚の共有 【2/23(日) 大阪ワーク ~ 推奨課題 と 質疑応答 ~」

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#エネルギーライン 【6/29(土)東京ワーク ~ご感想と応答~ その2】   | 7/14(日) 18:30~21:30  「東京ワーク開催日時が決定しました」

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