<2.覚醒とは> Rubin ―覚 醒― 認識の転換のために 【全文掲載】
2. 覚醒とは

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・認識に先立って、覚醒がある。
・覚醒とはすでに目覚めてしまっているものである。
・認識は目覚めてしまっているものの後追いしかできない。
・認識されたときはすでに終わっているものを後追いで見ているだけである。
・覚醒においてはすべての可能性が同時にはじまり終わっている。
・覚醒における瞬間は直列的時間上には属さない。
・人間はすでに終わっている3D映画を見ている。
・覚醒には空間的な広さはない(しかしながらすべての空間の可能性を同時に含んでいる)。
・覚醒した意識はそれそのものを認識することができない。
・なぜなら覚醒した意識は対象物を認識することができないからである。
・人間の認識機能は対象物を必要とする。
・人間は1つの瞬間に1つの対象物しか認識できない。
・ゆえに、ルビンの壺においては、人物と壺を同時に認識することはできない。
・しかしながら、覚醒した「それ」とは、ルビンの壺において人物と壺を同時に認識しようとする無限の瞬間の連なりの「あいだ」に永遠に自己放棄し続けることによって顕現する。
・覚醒とはルビンの壺において図のどちらかが認識される以前の可能性としての全体である。
・「あいだ」に自己放棄するとき、意識は磁石と磁石の間で反発して浮いているがごとく認識以前に留まる。
・そのとき、見かけ上は止まっているように見えても意識は高速に動き続けている。
・覚醒とは時間の流れの中の瞬間ではない。
・覚醒は時間の流れ以前のすべてが「高速に動きつつ見かけ上、止まっている」ところにある。
・認識のはじまりよりも自己放棄のエネルギーの強さが勝るとき、認識のあらゆる可能性の爆発の手前で、高速かつ高エネルギーのスタンバイ状態で待機し続けるところに遡る。
・遡りきったところで再会するのが覚醒である。
・覚醒は漠然としたイメージではない。
・覚醒は具体性と衝撃を伴って発見される。
・衝撃とは、たんなる心理的な驚きではなく、現象が発生するプロセスを逆にたどるときに引力をひきはがすかのような物理的な感覚である。
続き ⇒ <3.現象発生の現場と衝撃> Rubin ―覚 醒― 認識の転換のために 【全文掲載】
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