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【全文掲載】 Rubin ―覚 醒― 認識の転換のために <4.時間と空間と形>    

2019/09/26

4. 時間と空間と形


人間が3D認識において直線的に進むと感じている時間は、覚醒の場においてはあらゆる可能性の全体の中にバラバラに浮いている事象の粒子のようなもので、一見連続して見える出来事や空間的つながりも、可能性の段階においては、例えば、人間の概念からすれば何光年も離れていたり、3次元と10次元に離れたもののうちの一側面を見かけ上、繋ぎ合わせて認識していたりする。

そこにおいては、例えば、人間の手と内臓と目と脳の素材はバラバラの次元から寄せ集められ、「人間」という形に都合のいいようにつなぎあわせて一つの個体に仕上げられ、それが現象世界の共同幻想として「通用」するようになっている。


3Dにおいて人間の形をしているものは、覚醒の場においては人間の形を成していない。
バラバラの粒子の萌芽が可能性として待機している。

3Dの人間の創造というアイディアが生まれたとき、自我の芽生えと意識の進化を見越して「最適なパーツ」が様々な次元から選択・采配された。

それらのパーツは、3D世界に入り込んだときにだけ、ホログラムで多方向からの光がひとつの像として浮かび上がるように、一続きの皮膚に覆われた一個の個体として認識される。

逆にいえば、そのように認識されるように、3Dの人間の意識はつくられた。


形やイメージを創るのは、計り知れないエネルギーの引力である。

エネルギーの引力は全宇宙、全存在において自動的に采配され、見かけ上、毎瞬毎瞬同時に、空間と時間と個々の事象を形作る。


自動采配は莫大なエネルギーによって無限に起こり続け、巨大な有機物のように宇宙全体の極大から極小まで、あらゆるものが同時多発的にうごめき続ける。

そこにおいて、たとえば今、わたしが小指を1ミリ動かす瞬間、宇宙全体が同時に動く。
この法則はすべてにおいて例外なく働いていて、すべての動きが同時に連動している。


全体のエネルギーバランスの采配は、1ミリたりとも無駄なものはなく、(3Dの個人にとってそれが意味があるかないかは別として。だから人間にとってはしばしば脈絡のない不可解な、一見無駄に思える出来事が日々多発する)すべてがきっちりと、瞬間瞬間、寸分の狂いなくパズルのように組み合わさっている。

もし、ひとつのピースでも外れたなら、エネルギーバランスが崩れた次の瞬間、世界は一瞬にして崩壊消失してしまうのだ。


今、目の前のコップを1センチ移動させたとしたとき、わずかな時間と空間の移動のあいだに無数の宇宙全体との連動が、瞬間瞬間に発生しては消失している。

その無限の現場に立ち会うことは、まったくもって驚嘆すべき神秘でしかない。


覚醒を知ったとき、日常に顕れているすべてのものの背後に無限の発生の爆発を見ることになる。

日常のすべてが、神秘の顕れであると知る。



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