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【10/18(日) 東京ワーク】 ~所感と解説~      

2020/10/22

10/18(日)東京にてワークを開催しました。

ワーク6

ワークブログ1


【今回のメニュー】

・存在の奥からベロを出す
・肉体の目の動体視力(意識の動体視力への準備)
・眼球運動の非連続性と盲点を見る
・前後左右の区別をなくす歩行
・丹田で風船を膨らます
・右脳と左脳の境界をなくすエクササイズ
・盆の窪の空間をつくって背骨をぶら下げる
・プリセットされた球の意識を瞬間で切る
・頭頂と尾てい骨の感覚を物質的につかむ
・頭頂から尾てい骨の引張り合いと軸
・軸だけの意識で尾てい骨から飛ぶ
・物体と重力に規定された軸の感覚をつかむ
・居座らない座法(姿勢の調整)
・居付かない立禅(姿勢の調整)
・丹田~胸~喉~目~頭頂、各部のあいだの具体的な感覚
・対象のある祈りから対象のない祈りへ
・肉体の目と内部の目の感覚の違いを見る
・内部の目の立体感覚と視界の変化
・内部の目を留意し気絶せずに寝落ちする
・内部の目の活性化と頭部の意識の調整(コーリング)
・呼吸の先をたどって存在の奥のもうひとつ下に潜る
・物質と肉体の境界を観察してひとつ先を見る
・スキャン&ダイブで肉体の限界点を突破する
・肉と骨を動かさずに境界のない空間から動く


【所感と解説】

今回は、身体の意識を組み替えるための基礎的なワークが中心
となりました。

ここが曖昧なまま瞑想しても、様々なレベルの「自分」という感覚
がごちゃごちゃなまま混在し、肉体の先へ入る集中を妨げます。

物質を超える前に、まず物質と肉体を具体的に意識したうえで
「そうではないもの」の領域に入っていくほうが明確なのです。

そのため、ワークではしばしば実際に周囲の物質や小道具などを
用います。



・存在の奥からベロを出す

丹田の奥の肉体の境目から慟哭するように息を吐き出しながら舌を出します。

背骨を整えて腸腰筋を上下にストレッチしないと舌は奥底から連動して出せません。

ここから出る声は重低音で響くオームと同じです。

基本的な体のラインと全体の拮抗関係のチェックになります。


・丹田で風船を膨らます

丹田から舌を出したときの感覚で息を奥から吐き出し、風船を膨らませます。

胸から息を吐かずに丹田の圧が直接風船に連動するようにします。

風船を膨らませるたびに丹田に気が貯まり骨盤が押し広げられている状態
になるとエネルギーが充足されます。


・肉体の目の動体視力(意識の動体視力への準備)

肉体に同化している意識では、気づきが眼球の動きと連動しています。

意識単体の気づきの動体視力へ移行する前の準備として、肉体の目の
動体視力を体感するためのエクササイズです。


・眼球運動の非連続性と盲点を見る

両手を広げて眼球を左右の手の間でゆっくり動かしていきます。

すると、日常で意識していないカクカクした非連続的な眼球の動きと
気づきの関係や、普段は脳内で編集され意識にあがってこない左右の
盲点に気づきます。

普段意識されないこれらの空白の瞬間に、一瞬の揺らぎとともに思考
の種が発生することを見ます。


・前後左右の区別をなくす歩行

私たちは普段、死角になっている背面を意識せずほとんど前面の意識
だけで生きています。

まずその自覚を持ったうえで背面を意識し、さらに前面と背面の区別を
身体的に無化するエクササイズです。

前に向かうときの感覚を細かくチェックし、次に後ろに向かうときの感覚
との差を観察します。

次に、前に歩くときとまったく同じ感覚で後ろへ歩いてみます。

体の各パーツの位置を意識して具体的に行うのがコツです。

同じく、左右も無化していき、前後左右が無化されたら回転します。

すると、自分が回転しているのではなく軸だけが回転している感覚になります。

ここにプラスして上下の区別もなくしたいのですが、逆立ちは若干難しいという
ことで、できれば水の中で前後左右上下がなくなるまで回転してみていただき
たいと思います。

(逆立ちをする場合は、壁を使ってもよいので手の平を足の裏、足の裏を手の平、
頭頂を尾てい骨、尾てい骨を頭頂と置き換えて宇宙空間に向かってグラウンディング
し、手の平で地球を持ち上げるようにします)


・右脳と左脳の境界をなくすエクササイズ

左右の手に別々の動きをさせることで脳の偏りをニュートラルにします。
ここが偏っていると軸がズレたまま、その傾きを自分だと思い込み続け
るのです。

最初は左右ともに簡単な動きから入って、徐々に複雑にしていき、最終的
に立体を描くところまでもっていくのが理想です。

また、左は平面、右は立体というように、左右で次元を異なるようにする
と効果的です。

はじめは脳が混乱してつっかえつっかえだったのが、ある瞬間ふとできる
ようになると、自転車に乗れた瞬間のように軽くなり脳の中心にシフトします。

個人の心身の癖を突破し、この中心から見ていたいのです。


・プリセットされた球の意識を瞬間で切る

膨らませた風船を持って表面をなぞって球体のイメージをつくります。

目をつぶっても球体のイメージと感触がはっきり出るようになったら、
次に、いったんイメージを捨てて瞬間瞬間を見ていきます。

このとき球体のイメージが出かかったらそこで気づいて像を結ぶ前に
切ります。

先に触覚、視覚、体感で創った球体のイメージを瞬間瞬間で崩していきます。

植え付けられた概念がどのように立ち上がってくるのかをつぶさに観察することで、
概念化のプロセスを見切ります。


・盆の窪の空間をつくって背骨をぶら下げる

頭蓋骨と頚椎の境目の窪みの周囲の強張りに気づき、空間を開けるように
すると、頚椎がしなやかに動き始め、頭蓋骨からぶら下がっているように
なります。

盆の窪周辺の感覚は、背面の意識や、意識のホワイトアウトに関係しています。

ここを開けると、内部の目の感覚がとらえやすくなります。

瞑想のポイントとなる「バカになる」ためには、ここと口腔内の空間をぽかんと
開けます。

合気上げもここを使うと一瞬のホワイトアウトのあいだに相手がふっとびます。


・頭頂と尾てい骨の感覚を物質的につかむ

まず頭頂のポイントを明確にします。

ここでいう頭頂とは、頭蓋骨の中央ではなく、背骨の延長上にある点です。

そのため、自分で思う頭頂よりもかなり後ろにある感覚がするはずです。

このポイントと背骨がピタっとそろうと容易に意識はホワイトアウトします。
(ホワイトアウト自体は目的ではなく、過程なのでここに気絶し続けないこと)

今回は頭頂にビー玉の袋をのせてゆっくり上に持ち上げ、押すでも引くでもない
あいだにふっと浮く瞬間を見てもらいました。

さらに頭頂のポイントを壁にグリグリ押し当てて、常に留意する感覚を物質
レベルで記憶させます。

尾てい骨の感覚も同じく物質から記憶させます。

床に座って膝を立てて足を開き、尾てい骨を床に押し付けて感覚をたしかめます。

感覚を保ったまま尾てい骨から連動させて足を動かしていきます。

尾てい骨の物理的な感覚とともに、そこから始まってエネルギーが派生していく
様子を観察します。


・頭頂から尾てい骨の引張り合いと軸

尾てい骨の感覚が記憶されたら、頭頂のポイントと連動させ、蛇腹のように動く
一本の軸の意識をつくります。

このとき、尾てい骨は地面に垂直に刺さっており、頭頂のポイントと軸を通して
引張りあう感覚にします。


・軸だけの意識で尾てい骨から飛ぶ

尾てい骨と頭頂が引張りあっている軸ができたら、軸だけが空間にぶら下がっている
イメージで、上下に軽くジャンプしてみます。

このとき実際には足の裏と地面の押し合いで飛び上がりますが、足の裏からではなく、
尾てい骨からジャンプが起こる感覚で飛びます。

(感覚がわかる人は、尾てい骨から起こるエネルギーを軸を通して頭頂に突き抜け
させることでジャンプします。尾てい骨から発火するイメージです。)

肉と骨を忘れて軸だけが上下にスライドしている感覚をつかみます。


・居付かない立禅(姿勢の調整)

軸だけが浮いている感覚がつかめたら、ジャンプする直前の感覚で足の裏を床に
置いておき、頭頂に留意しつつ直立します。

内臓と肉は骨盤内にどさっと落とさず、骨格の間の空間に浮いているようにします。

ここで、一人では気づきにくい各自の癖やバランスを調整しました。

この状態で立ったまま瞑想します。


・居座らない座法(姿勢の調整)

基本的に、居付かない立禅と同じ状態で座ります。

理想としては、立禅の状態からすとんと軸が尾てい骨から床に落ちて足が折り
たたまれ、その瞬間から座禅がいきなり始まる感覚になりたいのです。

座ったときは股関節の柔軟性や骨盤の傾きによって軸がズレるので、再度
調整していきます。

このときも、内臓と肉が骨盤内に落ち切らないようにし、いつでもパっと立ち上がれる
感覚を保ちます。

この感覚が瞑想の軽さのために必要なのです。


・丹田~胸~喉~目~頭頂、各部のあいだの具体的な感覚

輪ゴムを3~4本束ねて持ち、指で引っ張ったり緩めたりします。

次に引っ張ることと緩めることのどちらでもないあいだの感覚を
見つけます。

実際に身体のポータルとなるそれぞれのポイントの前で輪ゴムを
持ち、あいだの感覚と各ポイント内部の感覚を連動させていきます。

ゴムとの連動で物理的に空間を開け、ニュートラルかつ動的なあいだ
に浮いている感覚をつかみます。

頭頂のポイントではゴムの輪を開いてそこから軸が上空に飛び出していく
感覚をつかみます。


・対象のある祈りから対象のない祈りへ

軸をつくったうえで、ハートの奥のポイントから腕を平泳ぎのように繰り出します。

前・左右・上下に向かって吐く息と同時に胸から投げ出すようにします。

投げ出す感覚をつかむために、座布団などの上に五体投地のように胸から身体を
飛び込ませるのも効果的です。

この手の動きの延長で、すとんと自然に胸の前に落ちるところで合掌します。

合掌した手を頭の前に差し出して開いていきながら、首の後ろの急所を前方へ
差し出します。

このとき「殺されてもかまいません」といった感覚で自分を差し出すのです。

そこからニュートラルな直立姿勢に戻り、手を上に上げながらサードアイを天に
向かって開きます。

全天に意識を差し上げホワイトアウトする感覚で行います。

ここからさらに頭を後ろへ落として首の前面を天に差し出します。

「首を切られてもかまいません」という感覚です。

そこから再びニュートラルな直立姿勢と合掌に戻ります。

ここで合掌の手をほどき、直立のまま祈りの真ん中にいます。

これが対象のない祈りの基本の型です。

祈りは全体の運動と軸の中心で起こっているのです。

この祈りに、自分を捨ててぽかんと放下します。


・肉体の目と内部の目の感覚の違いを見る
・内部の目の立体感覚と視界の変化


気づきが肉体の目と連動していると、意識が肉体と癒着したまま
先に進めません。

次の段階に進むための具体的なエクササイズです。

内部の目は偶発的に引き剥がされることもありますが稀です。

このポイントだけは意識的に訓練する必要があります。

<過去のワーク参照>
http://rubins-work.com/blog-entry-43.html
http://rubins-work.com/blog-entry-61.html
http://rubins-work.com/blog-entry-68.html
http://rubins-work.com/blog-entry-73.html


・内部の目を留意し気絶せずに寝落ちする

上記の内部の目の感覚がつかめたら、その感覚を軽く留意したまま
意識は丹田の奥へ落とします。

落とすときに留意も一緒に落ちないように、意識だけをするっと引きはがします。

意識を落としたときの感覚は熟睡しているときの感覚に近いですが、見ている
目は起きているように注意します。

内部の目の留意が強すぎても弱すぎてもうまくいきません。

この目を完全に置いておけるようになると、気づきが場所を離れて自動化します。

(「置いておく」感覚は、瞑想すべてにおいて重要ですが、目を置いておくのは
気づきと連動していて難しいため、手や足などの身体のわかりやすい部分から
感覚をつかむワークも別途行ったほうがよい)


・内部の目の活性化と頭部の意識の調整(コーリング)

内部の目の留意と丹田の意識を保ったまま床に寝てもらい、頭部の中の
位置と感覚を見ていきました。

具体的には、私が参加者さんの頭の下に手を置いて読み取り調整します。

明確な位置と機能はまだ曖昧なものの、気絶せずに寝落ちする感覚を
つかんでいただくために、呼吸によって頭蓋骨の中が収縮するタイミング
で気絶しないように都度、信号を出して意識化してもらいました。

(信号を出さない場合は経験上、ほとんどの人がそのまま寝てしまいます)

この感覚は、実際に認識がバリっと剥がれるときまで明確になりませんが、
本人の自覚とは関係なく、こちらの感覚と同調させることで未来に直接
「呼びかけておく(コーリング)」ことは可能なのです。

(こういう表現は誤解を生みやすいのであまり使いたくないのですが…
これは神秘的な何かではなく、具体的なものなのです)


・呼吸の先をたどって存在の奥のもうひとつ下に潜る
・物質と肉体の境界を観察してひとつ先を見る


丹田の奥に意識を落とすとき、肉体と意識が同化していると肉体の
境界より先に進めません。

この先に進むために、まず肉体の呼吸の境界を知っておきます。

まず、呼吸とともに意識がたどれる一番深いポイントをみつけてもらいます。

ポイントがみつかったら、呼吸が続く最後の苦しくなるところで一瞬、意識を
ふっと浮かせて細かく分散し、ポイントの裏側からもう一段奥へ滑りこみます。

(苦しくなるところで呼吸を肉体に戻さずに一瞬だけ置いて忘れた隙に意識で
潜り込む感覚です。苦しくなった瞬間に身体のテンションをすべて抜くのがコツ
です)

ここは、肉体とイメージの境目で、肉体の呼吸だけでは入っていけません。

意識の呼吸のような微細な波動で入っていき、そこで気絶しないように内部の
目で見続けます。

たいていの場合、このポイントから先に入れてもそこで意識が曖昧になり気絶して
しまうのですが、そこを突破してどこまでも見続けます。

この先は集中しようとしなくても、ただ見続けることで勝手に集中が起こります。

この感覚を具体的につかむために、水を飲んで感覚が消えるまでを観察してもらい
ました。

水が食道を通って冷たい感覚が霧のように消える瞬間までを正確に見ます。

消える瞬間までは肉体の感覚ですが、消えた瞬間の余韻のようなところまでを
観察し、肉体からイメージへと続くグラデーションを見ます。

この感覚がつかめたら、これを丹田の奥の呼吸に応用すればよいのです。


・スキャン&ダイブで肉体の限界点を突破する

丹田の奥に入っていくとき、なかなか肉体のレベルの呼吸から先の感覚が
つかめないことがあるため、参加者さんの呼吸の深さと意識をスキャンして
その奥へと進む感覚をナビゲーションしました。
(手に触れて一緒に「連れていく」感覚で行います)

みなさんかなり深く入れてはいましたが、やはりまだ肉体の限界で呼吸を
折り返しているため、まずは参加者さんの潜在意識に「この先、まだ進めるよ」
という呼びかけを刷り込みました。

顕在意識に呼びかけても意識化自体が呼吸を浅くするからです。

ただ、先の説明のように、ほんの少しだけポイントでの「抜き方」を知るだけで
突破は思いのほか容易なので、あくまでもナビゲーションは補助であり、
自身で感覚を見つけていただきたいと思います。


・肉と骨を動かさずに境界のない空間から動く

「足を上げてください」というと、足という肉と骨の物体を持ち上げる
イメージが浮かびますが、肉体ではないところから動きが起こる感覚を
具体的につかみます。

まず、股関節周辺の何もぶつからない空間のような感覚を見つけます。

そして、その空間だけを折りたたむようにすると、肉と骨が勝手に
ついてきて結果的に足を上げた形になります。

同じように、これを肘でも行ってみます。

肘の内側の空間をみつけ、その空間を肉体にぶつからないように折り
たたみます。

すると、肉を動かしている実感のないまま、肘は結果的に曲がった形
になります。

これは頭でも目でも耳でも内臓でも身体のどのパーツでも行えます。
(さらには思考や意識でも行えます)

このどこにも触れていない空間は、身体の枠を超えた周囲の空間と
まったく同じものです。

枠はあってないようなものなのです。

この感覚がつかめると、空間そのものがただ動いていて、そこにたまたま
身体の形のものが連動しているといった感覚になります。

身体の枠を超えようとしなくても、枠を置いておいたまま、私たちは
すでに内部も外部もない空間そのものなのです。

注意するのは、動かしているのは気功の気のようなものではなく、あくま
でもただ空間が境界なくそこにあるだけで、その空間に唐突に意図が起こって
身体の枠がついてくる感覚ということです。


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